法枠吹付工の枠内モルタル吹付工を同時に吹付した時の出来形管理

皆さんこんにちは。

エンタです。

枠内を先に吹付た場合の出来形ってどう取る?

って事で今回は書いてみようと思います。

法枠の出来形

すでに施工が終わっている法枠の出来形をどう測るか?

 

これは考え方次第なのですが、

法枠300を例えて書きます。

300㎜が絶対値なので地山から必ず300㎜高さと幅があります。

規格が300で有った場合、絶対値です。

山の起伏が激しい場合、300㎜以上有る場所も発生します。

 

単純に枠内モルタルの設計がt=100㎜だった場合、300㎜マイナス100㎜です。

法枠の表面から200㎜以下の距離が測定出来れば100㎜以上あるという事です。

法枠断面

監督次第の考え方で測定方法はいくらでも出来ます。

測定方法に完全な決まりなんて無く、役所が分かって納得出来ればなんの問題も有りません。

 

主観だけでものを考えず、いかに工事を早く綺麗に仕上げて行くか?

そのために、施工管理をもっとブラッシュアップしていく事も管理の仕事かと思います。

 

不可視部が出てくるのであれば、先に写真を撮っておくとかも考える。

方法はいくらでもあります。

監督によっては、枠内の吹付厚を法枠との境目(端)に穴を開けて撮る方もいます。

コレはコレで有りですよね。法枠の高さと枠内の吹付厚さを同時に計れます。

吹付厚測定

元請で有った場合は、そういう風に施工計画を書いてしまえば問題無いという事です。

私はかつてそうしていましたし、それで突っ込まれることは殆ど有りませんでした。

 

1つの形、コダワリに惑わされること無く、今に合った施工管理をして行きましょう!

 

それではまた。

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