皆さんこんにちは。
エンタです。
水抜きボーリング工の最近の傾向なんですが、
ネジ加工しない事が多いです。
ネジ加工しないと削孔径90に入らないって事も言われております。
それはVP40用のソケットを使用すると入りにくいです。(削孔の石とか邪魔する)
しかし、それをVU40のソケットを使用すると入りやすくなります。
VPとVUは違うからダメだろ!?
って思われますよね。
通常の外で使用する事を考えるとダメかも知れませんが、水抜きのボーリング工に置いては問題無いと私は考えています。
なぜかと言うと、厚みです。
VP40規格 外径48㎜ 内径40㎜ (誤差がありますが割愛)
差が8ミリあります。肩肉4ミリ(金属加工用語?)
VU40ソケット規格 外径54㎜ 内径48.5㎜→内径47.5㎜ (テーパー加工)
差は5.5ミリです。 肩肉2.75ミリ
VP40をネジ加工をする際にオスメスに対して2ミリ削れば入ると思われるのですが、実際は入りません。
2ミリ以下にする必要が有ります。
となると、すでにVUソケットの厚みよりも接続部は薄くなります。
そして、ネジの凹凸の凹の部分は当然ウスウスですよね。
ネジ部はすでに加工してあるので折れやすくなっています。
ネジで合わせるから同じ厚みになって強いと言う事は有りません。
確実に弱くなっています。
それよりもソケットを使用した方が確実に強いです。
コレは鉄でも同じなのですが、ネジ加工しているオスメスの部分が一番薄くなるのでケーシングでもほとんどの場合、ネジ部で壊れます。
本体よりも薄いわけですから当然ですよね。
そしてコスト!
ネジ加工は非常に高いのでVUソケットを使用して接着が一番コストダウンで強度アップです!
ちなみに、VPとVUの厚みが違いが分かりにくい人は「VUのUが薄い」と思って下さい。(正式ではありません)
それではまた。