皆さんこんにちは。
エンタです。
先日久々に、アンカー打設本数確認に行ってきました!
ラス張りの立会ですね。笑
当然、立会メインですが現場の問題点をイロイロと話します。
もちろん、請負金額が上がるようなお話しをw(必要だと思われる部分だけですけど)
この現場は今どきでは珍しく、水抜きパイプも水切りコンクリートも無い浸透タイプの法枠です。
浸透タイプとはだいぶ昔は結構有ったのですが、最近はまずありません。
雨水は法枠の地山に浸透させるという感じで、法枠の横枠センターに入れる塩ビが無く、
水切りコンクリートも無いと言った法枠です。
既設の法枠もそうなっていました。
既設は約20年前の施工だそうです。
中には植生土嚢で押さえてあり比較的新しいモノでした。
恐らく、降雨での浸透水で飽和状態になった地山が部分崩壊した感じで、後から植生土嚢で押さえた感じですね。
法枠の縦枠が部分的に浮いて土嚢を積めてありました。
地山によっては浸透させて法枠で押さえるって難しいです。
やはり、水切りコンクリートが一番分かりやすくて施工性も良いですよね。
逆に水抜きパイプが駄目な理由としては、経年で塩ビ管の穴が埋まるんです。(落ち葉など)
埋まると水が溜まります。水が溜まると植生が腐れます。死滅する恐れがあります。
そして、浸透すれば飽和状態となり法枠の内側から圧力が掛かってくる訳です。
経年劣化で古くなった法枠はどうなるでしょうか。今の時代はライフサイクルコストアゲアゲ時代です。
そして、たかだか200㎜・300㎜程度の小断面コンクリート構造物にVP50の穴が開くわけです。
強度的にどうなのよ?って思います。実際は過剰側なのであれですけどw
基本的には法面は乾燥状態が良い訳で、地山は軽い方が良いんです。
上記の結果を協議しますのでよろしくお願いします。って感じで話していくとだいたいOKですw
地域性もありますので確実性は何とも言えませんが、会計検査でも言われる部分ではあります。
ネット検索で調べると過去の会計検査事例が出てきます。
お金的な話しですが、枠内植生の場合だと水切りコンクリート分の面積が減ります。
枠内植生は減、水切りコンクリート増で結果はたいした差はありません。
役所も受け入れやすいです。
そして、もう1つ役所が受け入れやすい提案は、維持管理の部分です。
例えば、国道沿いだと草が生えないようにしてますよね?
防災もありますが、維持管理出来ないからです。草刈ってる暇と人はもういないんです。
草が生えて大変な場所などはこちらからモルタル吹付けしましょうか?的な感じで話すと、
役所も乗ってきやすいです。
当然ですが創意工夫ではやりませんけどwしっかりお金を頂ければの話しなので。
あとは役所にお金の状況確認も必要ですよね。差金的な感じでどうなのか?その他の現場の・・・
最終的には管理者の話術でwww
それではまた。
※パッカーの写真撮ってきました!忘れていませんよwww
そして、やっと全員出社しました!この3週間はキツかったなぁ~
これから一気に行きます!!ご安全に!!