皆さんこんにちは。
エンタです。
普段から、私たちの仕事はほぼ山に入ります。
街中でも多少はありますが。
で、今後予想される災害・労災の中に新たに加わりそうな事が起きそうです。
最近よくニュースに取り上げられています。
FireAnt(火蟻)
ヒアリです!!!
コイツに刺された症状や対策をざーっとご紹介しますので、頭の片隅に置いて下さい。
症状
ヒアリの毒は、窒素元素を含む塩基性の有機化合物であるアルカロイド系の毒素、「ソレノプシン」というものが主成分。
軽度の場合
激しい痛み
刺された部分が水を持ったような感じになる水疱が生る。
膿ができる
・24時間後:小さい白い膿の溜まりができる 。
・1週間以内:膿が破れる 。
・1カ月後:小さい跡を残して腫れは消える。
最悪の場合
アナフィラキシー症状
・呼吸困難
・血圧低下
・動悸
・死亡
ヒアリ毒には、この他にも様々なたんぱく質が含まれていて、ハチ毒に共通する成分であるホスホリパーゼ、ヒアルロニダーゼなども含まれています。
このたんぱく質に対して、アレルギー反応を起こしてしまった場合、全身のアレルギー反応であるアナフィラキシーが起こります。
ハチアレルギーがある場合、ハチに刺された場合と同様、適切な処置が速やかに行われなければ、死に至ることがあります。
ハチ毒アレルギーのある人は、特に注意が必要です。米国では、年間1500件ほど、ヒアリの毒に対するアレルギー反応が報告されています。
対処法と治療法
- 安静にして、体調に変化がないかどうか観察
- 冷やしながら圧迫
- 石鹸水で刺された箇所を洗い流す。
- アドレナリン自己注射キットであるエピペンがある場合は使用
- 症状が悪化してきそうな場合はすぐさま病院へ
- 抗ヒスタミン薬(アレグラなどの抗アレルギー薬)を服用するか、
ヒドロコルチゾンクリーム(テラ・コートリル軟膏などの皮膚炎用クリーム)を使用する。
エピペン
今回調べていて初めて知ったのですが、エピペンという製品がある様です。
が、当然医療製品ですので医師の処方が必要という事で、一般的に現場で使用する事が出来るかどうかは今のところ分かりません。
その後の対処
現場でもしもヒアリに刺された場合、まず現場は止めましょう。
そして役所に連絡です。
また、ヒアリの巣を見つけた場合も同様です。
おそらく、この蟻の進行は止められないでしょう。。。。(私は勝手にそう思っています。)
進撃の火蟻・・・・
この巣を見たら、熱湯か殺虫剤で駆除出来るそうです。
しかし、出来れば役所に通報後プロに任せた方がよろしいかと思います。
皆様も十分に気をつけて下さい。
それではまた。