建設機械の行く末

皆さんこんにちは。

エンタです。

先日ある大手の特殊機械修理や建設機械販売の方と話す機会がありました。

エンタ 土場

いろいろと話を聞く中で、まじですかぁ~!っていう話で日立建機の売却の話。

まぁこれは以前から新聞などで騒がれていた話なのですが、早ければ年内にも??

って話のようですが、それよりもどこが買うか?って事なんですが、もしかしたら中国のファンドが買うんじゃないかという噂です。

 

なんだかんだ言って市場の大きい中国が買ってしまうのはしょうがないのですが、こうやって徐々に日本製のモノが中国製になって行くって事がどれだけ大変な事かって考えたらほんと恐ろしいですよね。

あるビジネス誌を読んだときに日本の中国化が止まらないって書いてありました。

もう本当にそうなって行くような気がしてならないですね。。。

 

そして、もう一つはエンジン製品(建設機械等)は日本では作らなくなるそうです。

今のところはいすゞと日野はありますが、いすゞは時間の問題で撤退だそうです。

日野もどうなるかわかりません。

 

すでに国内でのパワーユニットの生産はほぼ出来ません。(油圧ユニット)

今後の建設機械のエンジン、油圧ユニットなどはほとんどが海外製になります。

理由は日本市場が小さくて1個2個作ってもコストが高くて割が合わないって事なんです。

値上げ

これって我々への影響は結構甚大で、まず建設機械の購入価格が一気に上がります。(現段階で上がっていますけど)

我々は日本市場でしか仕事していないので、そこに世界標準価格のモノが入ってきたらそりゃグンっと値上がり当然です。

しかも機械が壊れた時の修理が時間がかかったり、部品の調達が難しくなったりと大変なことになるのは間違いないですね。

 

と言っても、すぐにドンと上がるわけではありませんが、我々が出来ることは消耗品のストックや構造についてのノウハウの蓄積ですね。

うちでも古い機械のToolsや部品は出来る限り自社で作っていますし、ある程度図面なども集めています。

今後はそれもどうなるかわかりませんが、最悪の事態だけは考えておかないといけないでしょう。

そして、徐々に新しい機械を入れてなれる事も大事ですね。

また、これだけ日本が縮小して来ているって事を切実に感じました。

 

それではまた

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