皆さんこんにちは。
エンタです。
皆さんの会社に技能実習生は何人ほどいますか?
現場での割合ってどの位でしょうか?
うちの会社は、日本人1~2人に対し、技能実習生が3~5人
日本人は運転手兼親方になります。
ここで運転免許持ている実習生や外国人だと、親方が技能実習生の場合もありえるので全てが外国人(技能実習生)と言う事になる可能性があります。
建設業の現場における外国人技能実習生の割合と今後10年の展望
近年の建設現場では、日本人だけでなく外国人技能実習生や特定技能の労働者が目立つようになってきました。
実際の割合はどのくらいなのか、そして今後10年でどのくらいの比率になっていくのでしょうか?をAIを使って分析してみました。
現在の状況
厚生労働省の統計(2024年10月末)によると、建設業で働く外国人労働者は約17.8万人。
一方、総務省の調査による建設業の就業者総数は約477万人です。
単純に割り算すると、外国人の比率は約3.7%。つまり「日本人25〜26人に対し、外国人1人」という割合です。
ただし、これは全国平均。
都市部や特定の工種(型枠、解体、法面工など)では外国人比率がもっと高いケースになる可能性が高いです。
現場感覚では「1チームに2〜4人は外国人がいる」という感覚。
実際他社を見てもかなり多いです。
うちが特別多い訳ではないようです。
今後10年の見通し
政策の追い風
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技能実習制度の廃止と「育成就労制度」への移行(2027年頃を予定)(この辺の名前を変更した所で何が変わるのか?もっと変な風に厳しくなるだけ)
→ より長期就労が可能になり、現場への定着率が上がる。(現状は技能実習生5年+特定技能5年) -
特定技能の拡大(政府は5年間で全産業で最大82万人受け入れ見込み)
→ 建設業も対象であり、人材不足解消の柱として期待される。
計算条件
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2024年時点:建設業就業者477万人(うち外国人17.8万人=3.7%)
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60歳以上の割合:20%(約95万人)
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今後10年でその半数が引退(約47万人減少)
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外国人労働者は年+8%成長で増加と仮定
外国人比率の推移(予測値)
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2024年:3.7%(日本人25〜26人に対して外国人1人)
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2027年:4.8%(約1/21)
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2030年:6.4%(約1/15〜16)
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2034年:9.2%(日本人約10人に対して外国人1人)
つまり10年後には、どの現場でも外国人と一緒に働くことが「当たり前」になることは確実
受け入れる側としては、技術指導だけでなく 言語・文化の壁をどう乗り越えるか が今後ますます重要になってきます。
さらに、日本人就労者の高齢化・減少が進めば、分母が小さくなる分、外国人比率はさらに高まりす。(ここは確実に)
肌感では法面屋のほとんどがほぼ外国人になる可能性は非常に高いです!
大手に行くと、現場で日本人の割合に対して外国人の入場数を決めている会社があります。
ハッキリ言うともうこれは差別だと私は思います。
技能実習生が多く在籍している会社というのは、それなりの努力をしています。
会社自体がその為の資格(厚生省認定資格)、環境(生活環境等)を整えて初めて多く受け入れる事が出来ます。
優良認定企業で無ければ沢山の人数を受け入れる事が出来ません。
頑張って人を確保しようという言う会社にも関わらず外国人が多いからダメだと言う事は、
今後その会社の仕事は出来ないと言う事になりますよね。
ただでさえ法面屋は特殊な施工業界なのに。
うちの場合ですが、すでに親方レベルの特定技能もいます。
彼らは今後(すでに)元請と打合せをし、工程を決め施工していく人材になって行きます。
ただ現場に行くだけのレベルではありません。
ほんとに出来る子は施工管理の事まで考えて施工しています。
もう、日本人とか外国人とか言ってる場合じゃ無いんです。
仕事出来る人は何人であろうが関係無いんですよ?
貴方が海外に行ってコレだけ現地語しゃべって現地の施工を理解し、免許とって仕事出来ますか?
尊敬などリスペクトすれど、批判・差別するなんてもってのほかだと思います。
今後我々建設業界、法面業界は特に外国人メインの仕事、施工になります!99%なります。
我々は彼らに確実な施工と間違えの無い日本品質をしっかり教えて行く事がメインになります。
そして日本のインフラをお願いするしかありません。
外国人が入って来たから施工が悪いではなく、教える日本人が悪いだけ。
今後もっともっと増えてくる外国人をしっかり教育し、しっかりとした職人、施工管理者に育てる事が出来る会社が残っていくように思います。
それではまた。