皆さんこんにちは
エンタです。
ノズルマンからの洗礼を受け、体中がバキバキで。。。。
特に腰がつらいですw
体はそれほど頑張れる年齢じゃない事を知りました!
ほどほどに行きましょう
閑話休題
なんだか、異例の台風が来ているようで東海地方は大丈夫か?って感じです。
実際、災害工事を行っていてわかる事があります。
まぁ私がこのブログでもよく書いているように、崩れる場所は大体わかります。
崩れる場所は、今まで崩れたことのない自然のり面(崖)です。
自宅の周囲を見てみましょう。
少し山間にあるお家で周囲に崩れて手当してある箇所がありますか?
ここでの手当とは法枠工やモルタル吹付、鉄筋挿入工、アンカー工などを施工してあるか?って事です。
基本的に過去に崩壊した箇所が手当してある場合はよっぽど深層崩壊が無ければ大丈夫です。
しかし、山の谷間に家があったり、周囲の山が崩れていない場合は注意が必要です。
谷間の場合はやはり土石流や鉄砲水の心配がありますし、崩れていないのり面・崖がある場合は
雨によって表層崩壊の恐れがあります。
飽和状態の山が水によって浮きドーンっと表層が飛んでいきます。
飛んで行った土砂が山間の谷を縫って降りていきますので非常に危険です。
普段なかなか対策なんて出来ないのも事実です。
では、このようなところに住んでいる方の対策としては、とりあえず家に帰らない事です。
家が安全っていう事はありません。
警報がある時は帰らない。これが一番安全だと思います。
家族がいるなら学校などの避難指定区域に避難しておく事が重要です。
よく、前兆があったらって教えてって言われます。
といっても、ネット、ニュースなどでよく言われている事です。
が、これに私の考えも書いておきます。
前兆現象
- がけにひび割れができる
素人が崖のひび割れに気づく訳もなく、夜だったら見えない。
- 小石がパラパラと落ちてくる
風でも落ちる場合があるため分かりにくい。この時すでに飽和状態で山が浮いている。浮こうとしている。
飛ぶまで時間が掛からないため、「石が落ちてきてるな~」って思ったらもうヤバい。
そして、夜は見えない。
- がけから水が湧き出る
飽和状態限界で飛ぶ瞬間を見れる可能性はあるが、伝える事も不可能かも。
夜は見えない。
- 湧き水が止まる・濁る
完全に浮いて、さー土砂飛ぶぞって所くらいまで来ている。夜は見えない。
- 地鳴りがする
すでに動いてます。もう止まりません。
上記兆候を見つけた場合は、すでに遅いことがわかります。
前兆があったら終わりです。もう、どうしようもないのでとにかく逃げることです。
とにかく家族連れてそこから避難してください。
間に合わない場合は2階に避難です。(築10年程度の家に限る)
古い家の場合は逃げた方が良いです。
鉄筋コンクリートの家ならある程度大丈夫かと思います。(違法住宅でなければ)
土砂のザックリとした重さですが、1m3当たり(1m×1m×1m)約2tです。
その土砂の中に数百キロ~数トンの石も入ってきます。
2tの土砂や石がなどが家に突撃してきます。しかも連続で。
家が勝てると思いますか??
今夜は警報が出まくると思いますので、このブログ見てうちはヤバいなって思われる方は、とにかく避難。
家に帰らない事をおススメします。
一般住宅などは土砂、土石流の前ではちょっとした段差レベルです。
それではまた。