皆さんこんにちは。
エンタです。
最近特に思うことを書いてみようと思います。
建設業の現場・経営側から見た「日本人と外国人労働者」のリアルです。
Xやネットでいろんな意見が飛び交っていますが、現場の当事者として思ってることをぶっちゃけて書いてみます。
気分を害する方もいるかもしれませんがw(知らんけど)
まぁ現場の本音ということで。

建設業の外国人はもう「補助」じゃない
国が「魅力ある建設業へ」とか「若者の入職促進」とかイロイロやっています。
公共工事設計労務単価は14年連続で上昇中です。
賃金は確かに上がっていますが、それを羨ましく思って建設業に来る若い日本人が本当にいるのか?
私はもうほとんどいないと思っています。
実際のデータを見るとよく分かります。
| 年 | 建設業就業者数 | うち29歳以下 | うち55歳以上 |
|---|---|---|---|
| 1997年(ピーク) | 685万人 | 約88万人 | ― |
| 2024年 | 477万人 | 約56万人(12%) | 約176万人(37%) |
日本建設業連合会「建設業ハンドブック」・総務省「労働力調査」(2024年平均)
たぶん今はもっと減っています!
ピーク時1997年から約30年で就業者は208万人以上減少。ピーク比で約30.4%減です。
しかも若年層(29歳以下)はピーク時の88万人から56万人に激減。全体の12%しかいない。
一方で55歳以上が37%を占める。つまり10年後には大量離脱が確定している構造です。
「コンクリートから人へ」という政策転換で建設投資が半減したあの頃。
業界が地獄を見た時代から比べれば改善しているが、若者が来ないという構造は変わっていない。
そして若者や、親世代に植え付けられた「キケン・キタナイ・キツイ」というイメージはすでに拭えない!
3Kと言い出した人間は重罪だと思う!w

建設分野の外国人、2016年比で3.5倍に
建設業における外国人労働者の数は急増しています。
年(10月末時点) 建設業外国人労働者数 主な在留資格
2016年 約4.1万人(構成比3.8%) ―
2023年 約14.5万人(構成比7.1%) 技能実習・特定技能 等
2024年 約17.8万人(構成比7.7%) 技能実習:約10.7万人、特定技能:約3.8万人
日本建設業連合会「建設業ハンドブック」・国土交通省「建設分野における外国人技能者の受入れ」
7年間で3.5倍。
これ、別に俗に言う「奴隷制度で雇われている」わけじゃないです。
技能実習・特定技能ともに最低賃金の遵守、社会保険への加入が義務。
「同等の技能を有する日本人と同等以上の報酬」が法的に定められています。
条件は日本人とほぼ同じ。
それでも外国人は来て、日本人は来ない。

コレに尽きます。
目的意識とハングリー精神の差です。
エンタの特定技能メンバー、2号を取得しました
先日、うちの特定技能1号のメンバーが2号を取得しました。
車の免許も持っていて、やる気も満々!
特定技能2号は在留期間の更新上限がなく、条件が揃えば永住権取得の可能性もある。
彼は今後も更新し続ける限り日本でずっと働きます。
会社としても当然手厚く処遇していく。
そこに「やる気のない日本人」が必要ですか?ってなる気持ち、分かりますよね?
仕事の出来る出来ないは日本人も外国人も同じです。
ただ、ぬるま湯に甘えている日本人よりも、明確な目的を持ってやる気のある外国人をしっかり雇用した方が彼らも答えてくれます。

現場・経営側の本音:「面倒な日本人、要らないよね?」
コレを書くと「経営者がこんな考えだからダメなんだ!」って言われますw (まぁ気にしないんですがw)
たぶん他のメディアに掲載されるとメチャ叩かれるでしょうw
しかしコレが現場の事実です。(来てみりゃ分かるし、一緒に働けばもっと分かる)
生コン打設になったら休む職人。
吹付になったら休む職人。
段取りになったら休む職人。
ちょっと叱ればパワハラ。
理不尽があればパワハラ。
1人工で仕事をもらうのに、動き悪くて0.5人工の日本人が沢山いるのが現実ですw
一方の外国人は絶対にしっかり来るし、業務上の命令もしっかり聞く。
会社側からしたらどっちを選ぶか? 答えは明白ですよね。
エンタではメインの仕事もどんどんやらせているので、どんどん育ちます。
最近では現場に外国人だけ送ることもあります。
元請からの評価も上々で帰ってきます。
「根性論」とか言われるかもしれないけど、根性ってやり抜く力・突き通す力・諦めない力のことですよね。
それが今の建設業に来る外国人には確実にある。
若い日本人は来ないから分からない!
実際は無いことはないと思いますが、極端に減っているので分かりにくいですねw

施工管理も外国人の時代へ
技術は今のところ日本人にあります。
しかし今後は急速に外国人へ移行します。
土木施工管理技士の試験でも、最近は漢字にひらがなが振ってあり、
外国人がどんどん合格しています。
特定技能2号が2022年に解禁されて以降、建設分野の2号取得者は着実に増加中。
2024年12月末時点で建設分野の特定技能2号在留者は213人(国土交通省)。
まだ少ないですが、試験合格率13〜42%という高い壁を越えてくる外国人が毎年増えています。
そしてやる気のある外国人が建設業で起業していく未来も、もうすぐそこです。
法規制の問題はあるとはいえ、インフラを守るためにはどうしようもない所まで来ていると思っています。

50年後、日本のインフラは誰が守るのか
国がどれだけ一生懸命になっても、もう手遅れ感があります。
外野の方々は「補助金がぁーー」とか「日本にも人がいる、建設業に回せ!」とか簡単に言います。
でも、その人達は建設業者でも現場の人間でもない。
熊が出ない地域から「熊を殺さないで!」と言っているのと同じレベルの話ですw
雪が降らない地域から「除雪は必要無いだろ!?」って言っているのと同じ事です。
50年後、日本の法面は公共インフラは外国人が守っています。
断言します。
すでに止められません。止める必要もない。
斜面が崩れれば人が死ぬ。
道路が消えれば集落が孤立する。
誰がやるかより、誰がちゃんとやるか。
それが全てです。
それが嫌なら今すぐ建設業に来てください。
現場で汗かいてください。
一緒に仕事しましょうよ!そこの日本人の方!!

来ないでしょ? 来ないんですよw
だから外国人に任せるしかない。
外国人に任せたいんです。我々が。
すでに任せられるレベルになってきているんです!
今この瞬間も、エンタの現場では外国人が法面に張り付いて仕事しています。
文句言わず、休まず、真剣に。
そしてしっかり給料もらって自国の家族を笑顔にしています!
コレが現実です。
コレが答えです。
外野からガタガタ言ってる暇があったら、ヘルメットかぶって現場来てくださいw
一緒に働きましょう!!
日本の未来を日本人で作って行きましょう!!
それではまた。



