皆さんこんにちは。
エンタです。
皆さんご存知でしたか?
私も先日現場に行って教えて頂いたのですが、国交省の土木施工管理基準令和3年3月の品質管理基準及び規格値に鉄筋挿入工が追記されているようです。
昨年令和2年3月では「中層混合処理」が最後でしたが、今年はその下に鉄筋挿入工が追記されました。
その最下段にこの様に書かれています。
38.鉄筋挿入工 | 施工 | その他 | 適合性試験 | 地山補強土法設計・施工マニュア ル |
設計図書による。 | ・地層ごとに3本以上を標準とする。 ・載荷サイクルは多サイクルを原則とする。 ・初期荷重は。5.0kNもしくは計画最大荷重の0.1倍程度とする。 |
一番下から3枚目に載っています。
特記仕様書等に土質においては現地で調べなさい的な事を書いてあった場合(最近よく設計図面に小さく書かれてるw)地層ごとにτ(タウ:周面摩擦抵抗)を調べる事になると言う事です。
通常の基本試験程度であるなら、削孔→注入→定着→引抜試験→抜けないからOKで良いのですが、今後は設計計算書に書かれている地層ごとに周面摩擦抵抗値を求められる可能性が高くなってきています。
ぶっちゃけメッチャ面倒な話しです。
グラウンドアンカー工ならまだしも鉄筋挿入工にそれいる!?
って施工者側からの意見ですw
なんだか、変に無駄な事ばかりを求められるようになってきました。。。(施工会社は当然お金が発生しますが、元請には含まれているようです。。。)
しかし、いつも思うのですがこう言うのって誰が言ってるんでしょうね?
この様な基準とかを決める際は是非とも誰がどの様に言ったとか、なぜ必要なのか?とか明確な説明が欲しいです。
納得出来る様な答えを全国の技術者は知りたいと思いますよ~
まぁ聞いた所で何かが変わる訳では無いんでしょうけどw
しかし、ナンダカナーって思っている次第です。。。
今後この適合性試験を求められる可能性が高いので、周知していた方が良いでしょう。
そして今日もその👆適合性試験を行ってきますwww
それではまた。