皆さんこんにちは。
エンタです。
先日から分解整備しているガン機(吹付機)がかなり綺麗になってきました。
下釜のライナーはまだ厚みがしっかりあるようでよかったw
知らない方もいるので説明しておきます。
吹付機の中でモルタルを撹拌して吹付けしています。
そのまま使用していると吹付機自体に穴が空いてしまいます。
上の図面で行くと2-3と2-4がライナーという鉄板で機械本体を保護しています。
定期的にこのライナーを交換しメンテナンするんです。
吹付時はモルタルの砂が砥石の代わりになって少しずつ鉄板を削って行きます。
それが穴を空ける理由です。
吹付機にはこう言った過去からのたゆまない努力がこう言ったシステムになっていると思うと面白いですよね?
上の釜のライナーはこんな感じ!
薄くなっているのが分かりますか?
実はすでに本体側が少し削れてましたw
仕方ないので薄くなった分を溶接盛で調整するしかないですね。
それ以外の細かいベアリングは使えますけど全部交換します。
ベアリングは若干のザラツキとかで一気に消耗するんです。
なので、替えられるタイミングが合ったら替えることをオススメです。
まぁガン機のオーバーホールはライナー張替が最大なのでなので、
コレさえ終わって居ればあとは大した事無いです。
皆さん時間が有れば、自社でやってみて下さい。
部品点数も結構少ないので意外と簡単ですよ。
ちなみに、ライナー張る時の内側(本体)にはサビ止めを塗っておくと本体が長持ちします。
それではまた。