皆さんこんにちは。
エンタです。
強風のため花粉地獄ですねw
ゴーグルとマスクが最強の時期w
ところで、吹付中にロスが結構出ますよね?
アレってなにか分かりますか?
吹付機の中ではしっかりとロスの無いモルタルだったのに、
材料ホースを経て現場に来た時にはロスいっぱいに!!
材料ホース内をエアーと一緒に走って行くうちに一部モルタルの水分が乾いてしまい、
パサパサのモルタルになってしまいます。
これが吹付を行った際に地山から跳ね返りロスになります。
ロスはそれ以上硬化せずに強度もないため除去する必要があります。
その為、吹付時には頻繁にエアー清掃を行います。
強度があるモルタルの中に強度のない部分があってはマズイですからね。
このロスを少なくする方法はいくつかあるのですが、
根本的な話しをすると
1,砂を変えるw
これが一番です。
結局は砂の種類によってかなり差があります。
これは職人だったらよく分かりますよね。
地域によってかなり差がありますからね。
2,少し水を多めにする。
表面水率測定が有るからアカンでしょう!?って仰ることはよく分かりますが、
少し水を多くすると結構改善されます。
少しコストが掛かりますが、
3,混和材を入れる。
これもかなり効果的です。
意外とレオビルド入れるだけでも違いが出ますよw
一発目の配合が大変ですけど。
4,吹付距離を(ホースの本数)短くする。
これも鉄板ですね。
距離が短ければ分離も少なくなりますからね。
まぁ現場では職人がイロイロと工夫して施工出来る様にしてしまっている日常が有るので、
監督は何も思いませんが、職人の技って数値じゃ測れない経験値がありますよね。
ロスが出にくいように施工するのも職人技ですね。
それではまた。