吹付工における機械の単価の決め方(ここを知らないと損をする)

皆さんこんにちは。

エンタです。

見積していますよね?(そりゃそーw)

その時の機械費の金額設定ってどの位にしていますか?

見積出す前にザックリ予算的に作ると思うんです。

その時の金額設定ですね。

実行予算

予算は、ザックリ分けると

材料費、施工費、機械費に分かれます。

例え

面積:500cm2

仮に、モルタル吹付工の施工で5日だとします。(※最後に)

 

その際の機械の単価を決める方法を下記に

あくまでも単価のイメージです。

機械名 購入価格 償却耐用年数 年間金額 稼働日数 1日 丸め
吹付機 9,000,000 8 1,125,000 60 18,750 18,800
発電機60KVA 5,000,000 6 833,333 60 13,889 13,900
コンプレッサー100馬力 6,000,000 6 1,000,000 60 16,667 16,700
ベルコン 350,000 6 58,333 60 972 1,000
計量機 700,000 6 116,667 60 1,944 2,000
ホッパー 200,000 6 33,333 60 556 600
高圧洗浄機 500,000 6 83,333 60 1,389 1,400

 

ザックリとした購入価格を入れてあります。

税務的な話しですが、※償却耐用年数は表のように設定します。

購入金額を減価償却・耐用年数(機械によって変わる)で割ります。

1年間の稼働日数を3ヶ月として、年間金額を1年の稼働日数(30日×3ヶ月)で割ります。

1日の単価が出ます。

 

その金額を丸めて一番左に表記しています。

安いと思われるか、高いと思われるかはその会社次第です。

もっと上げたければ上げればイイだけ。

ココに書かれている金額は最低原価で、修理費は含まれてません。

修理費を入れるのであれば、2割前後増してもイイと思います。

大事な部分は、1年間にその機械がどの位実稼働しますか?って部分です。

365日機械は動きませんからね^^

 

これと別に、機械をレンタルする場合がありますよね。

その時は月極・日極があるのでその辺の単価を入れれば最低原価は出ます。

実行予算

この予算を作るのにエクセルで基本的な部分を作ってあります。

今回コレを皆さんに公開します。
(法枠からアンカーから全てあるけど、理解出来ないと使えないのでとりあえずコレだけ)

塩田開発株式会社HP

ここのダウンロード39番にあるのでダウンロードしてみて下さい。

 

あくまでも最低原価です。

ココに自社の利益を20%~30%程度乗せてみて下さい。

当然ですが、経費や法定福利費も忘れずに^^

 

それではまた。


参考までに

固定資産(機械・建物など)を使えると国が決めた“年数”のこと


🔧 少し具体的に:

企業が高額な機械や設備(例:発電機、重機)を買った場合、その金額を1年で一気に経費にするのではなく、○○数年に分けて経費計上(=減価償却)します。

その時の「何年で分けるか?」という基準になるのが、償却耐用年数です。


📘 例:

機械名 購入価格 償却耐用年数 1年あたりの経費
発電機60kVA ¥5,000,000 6年 ¥833,333

つまり、「この発電機は6年間で価値が減る」と国が考えており、6年間かけて毎年83万円ずつ経費にできる、という仕組みです。

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