専門用語

労務費調査のススメ

皆さんこんにちは。

エンタです。

次から次に見積が来てますが、なかなか大変ですね。

すでに来年の6月の仕事の見積まで・・・・

んーーー何かおかしい。。。


閑話休題

先日、労務費調査行ってきました。

毎年ながらほんと面倒極まりないですねw

労務費調査 2019

ウチみたいな小さな会社だと人数知れてるのでサクッと終わるのでまだ良いですが、多いところは大変ですね。

恐らく請けてる仕事で極力現場に入っていない現場を選ぶでしょう。

その方がもう少し楽に書類作れますから。

 

ツッコまれにくいコツとしては、必要な書類は全て持って行く。(コレは最低限ですけどw)

就労規則(変則労働)や賃金台帳、企業カレンダーなどの書類で役所(労働基準監督署)に提出してあるモノを持って行く。

要は役所の印鑑がしっかり押印してある方が良いです。

届出がしていないと変に疑われる事も有りますし、その辺からチェックが入って整合性を確認されることも。

特に労務費調査になれていない方に当たってしまうとホント長い。

 

こちら側は検査官を選べないのでしょうが無いのですが、私は昔あまりにも遅い担当官に当たってしまいました。

その方はマニュアルを見ながらの労務費調査だったので、マニュアルの順番通りに進むわけです。

30分経っても半分も進まないんです。

40分程度経った段階でしびれを切らした私の前に、

シビれが切れまくっていた元請けの代理人が隣の検査官に「あなたも手伝ってよ!こんなんじゃ終わらんよ?」って。

私が受けている最中に隣は5人位はスイスイと終わって行っていましたからね~

結局は書類不備もなにも問題無くで担当者が未熟だっただけでしたけど。

 

こんな事も有りますが、書類はありのままの数字で現状を書けば1日程度で書類の作成は出来ます。

面倒ですけど、国の仕事をしている以上はやるべき事ですね。

この調査が今後の労務費単価に直結していきます。

最近の労務費自体はアゲアゲで上がっていますが、それが今の所労働者への反映は顕著ではありません。

 

上がり続けて今だ給料への転換が緩やかです。

役所もコレを見たいと思うんです。

今の現状をしっかり見せて、もっと労務費が上がって労働者にしっかり行き渡るようにして欲しいですね。特に仕事出来る人には!

タダでさえ給料少ない業種とみらがちですから。

アゲアゲ

建設業界の給料をもっと上げて行くには元請けにも頑張って儲かってもらう必要があります。

我々下請は元請けが儲かってこその下請です。

そして、下請は絶対に損をして赤字になってはいけません。(させてはいけない)

下請は労働力に直結していますから、絶対と言う言葉を使わせてもらいます。

下請の赤字は労働者の給料にすぐ反映します。(当然多少は会社の余力もあるでしょうが)

外注の下請を使用する際はそう言った部分も考えてみて下さい。

安ければイイって元請けであれば、先日のゼネコンの話しではないですがそのうち下請業者はいなくなるでしょう。

 

労務費調査の話が飛躍しすぎてちょっとアレですが、とにかく労務費調査は自社の給与のことを赤裸々に訴えられる場でもあると言う事です。

毎年の労務費調査は非常に大事な行事なのでしっかり受けて下さい。

 

たまに、元請けからのハガキを回して回して受けないって所もチラホラいるようですが、ダメですよ!

そしてせっかく受けるのであれば、有効な資料となって欲しいのでしっかり作って下さい。

マニュアルに沿って作成すれば簡単です。印鑑が無いとかは無効資料となったりするので気を付けて。

 

それではまた。

↑公共事業労務費調査↑

↑公共工事設計労務単価の職種別推移↑

↑新労務単価は公表以降最高に! 国土交通省↑


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