冬のボーナスが3年ぶりに”増加”
日本経済団体連合会(経団連)が22日、2022年の大手企業の冬のボーナス(賞与・一時金)の平均妥結額を発表した。
全産業の平均ボーナス額は89万4,179円で、昨冬と比べ、8.92%(7万3,224円)増加した。冬のボーナスとしては3年ぶりの増加となった。
建設業は120万超え!今年も全産業でトップ
建設業の冬の平均ボーナスは124万7,699円で、昨冬より4.33%(5万1,744円)増加し、今年も全産業の中でトップとなった。
建設業に次いで冬のボーナスが高額だった業界は、「鉄鋼」が101万7,895円、「機械金属」が98万1,766円となった。18業種のうち16業種が去年より上がった一方で、紙・パルプと電力の2業種が下がる結果となった。
――今年は、コロナに伴う行動制限がなくなり、商業施設や観光地では少しずつ活気を取り戻しているものの、世界的なエネルギー価格・原材料の上昇や、円安による物価高騰はあらゆる業種や消費者に影響を及ぼしている。
今年も残すところ1週間余り。読者の皆様は冬のボーナスはどうだっただろうか?
※このデータの調査対象は、従業員500人以上の主要21業種大手254社だ。建設業の調査対象は7社と、あくまで一部の結果となる。