皆さんこんにちは。
エンタです。
こんな記事を見てしまいました(笑)
抱かれたくない職業ランキング
6位って!・・・・
なんだよそりゃ!って感じですが、どう思われますか?
コレを見て反対を探すと
抱かれたい職業ランキング
お!8位!・・・・・
なんだか微妙な感じですね・・・・
ガテン系って体力あって良いと思いますが(笑)
閑話休題
公称径
よく設計書や設計図面に削孔径90だとか115とか135とか書いてありますよね。
それでセメントミルク用の材料計算するとたまに足らなくなる事があるんです。
ロス率も問題もありますが、実はそれだけではないんです。
設計の削孔径90mmは実は105mm位あるんです。
アウターケーシングは96mmでビット径は105mm
多少メーカーによって径は数ミリ違いがあります。
115mmの場合アウターケーシングは118mm、ビット径127mm
刃先が外に出ているんです。
新品のビットでなくても削孔径は確保されているわけです。
設計の径は俗に言う公称径と言うやつですね。
セメントミルクのセメントを計算するときはこの数字を使うと正確です。
もうひとつ気を付けないといけないことがあります。
ロックボルトの削孔径で65mmと言うのがありますが、現場条件1の場合は問題ありません。
現場条件2のシングル削孔の場合が問題です。
これもまた刃先が外に出ています。
このビットはスキッド型削孔機のインナービットです。
インナーロッド径は57mmです。
ビット径は64mmなんです!
それを設計の公称径で65mmで読んでいるんです。
ただ、新品のビットの場合だと65mm程度はあります。
しかし、少々使用したビットだと削孔径がヤバい事に。
じゃぁどうすんだ!?といわれますが、新品のビットを確認して使用して下さいと言うしか(笑)
もしくはインナーケーシングの73mm用のビットを使用する。
90㎜以上のアウターケーシングを使用する時用のインナーケーシング用ビットで
73mmインナーロッドのビット径は80~83mmです。
設計よりも25%程度大きくなってしまいます。
直径がそれだけ大きくなってしまうと、当然ですがセメント量も増えます。
せっかくなので創意工夫ということで、
削孔の出来形確保の名目で
「ビットがすり減った場合削孔径を確保出来ない箇所が出てくる為、あらかじめ大きく削孔する。」
って言うのもアリでしょう。セメント量は増えますが、金額的には知れています。
少々大きくなりますが、安全側で施工するなら。
公称径と実測径でのグラウト計算が出来ます。
ブログの右下にもリンクがありますので触ってみてください。
それではまた。