皆さんこんにちは。
エンタです。
最近民間工事が増えています。
民間工事の場合は現地調査から始まって設計して見積となります。
その際に気をつけている事を書いてみようと思います。
1,安全性
2,価格
3,施工性
1,まずゼッタイに崩れない様な設計を目指しています。
ゼッタイは無いのですが個人邸を施工するに当たり個人にとって結構なお金を頂きます。
仮にそれが自分の自宅だったらゼッタイに崩れて欲しくないって思います。
なので設計は結構慎重に考えます。
2,個人である以上お金は非常に重要です。(公共も同じですが、意味合いが違います)
安全性と価格のバランスを上手く取る必要があります。
出来る限り安くそして確実に安全な設計を考えています。
3,施工は必ず音が地域生活の妨げになります。
出来る限り最小限に抑えられる様にしかつ早い施工が出来る様に設計しています。
また、施工ミスが少なく簡単な施工で大きな効果が出る工法を模索しています。
大きなお金を出して施工してもらうからこそゼッタイの安全で極力安く確実な施工を届けたいと思っています。
そして材料は出来る限り公共事業で使用される材料を使用しています。
最近は県や市の助成金・補助金が支給されるため役所が普段目にしている材料だった場合評価されやすいです。
施工後には使用材料のミルシート等も施主に渡し施工管理書類も公共と同じ物を渡します。(出来形品質)
そのくらい民間工事って我々が通常施工している公共工事よりも緩い分だけ荷が重いです。
ちょっとしたミスが直接施主に直撃してしまいますからもの凄く気を使った施工になる事が多いですね。(公共も差ほど変わりませんが、サービスの部分も多めw)
民間工事を頂くってホントありがたい事で、信頼して頂けている証拠でもあるのかなって思っています。
少しでも多くの民間法面、崖、石積が崩れない様に協力出来たらと思っています。
1つ気をつけて欲しい所は、何でもかんでもモルタル吹付をすれば良いと考えている地元工務店(建築系)がいます。
モルタル吹付では崩壊は防げません。モルタル吹付工はあくまでも表面保護工です。
それではまた。