皆さんこんにちは。
エンタです。
ちょっとですが、今週はゆっくりでした。
が!来週からまた一気に始まって来ます。
忙しい日々。ホントありがたいです。
法面班もアンカー班も忙しくさせて頂き感謝しております!
ありがとうございます。
このまま年末まで・・・w
閑話休題
仮設アンカー 腹起しの緊張工の順番
仮設アンカー工で緊張工の際にどこから引っぱりますか?
横にズラーッと長い仮設アンカーって有りますよね。
中には2本打って腹起し設置して、掘削して、また仮設アンカー打っての繰り返しの現場も有ります。
横にドーンと長いアンカーはちょっと嬉しいのですが、緊張にちょっとしたコツが必要です。
削孔後に、ブラケット溶接し腹起しH鋼を乗せ鋼製台座を設置します。
その後、受圧プレートを乗せて緊張するんですが、その際の緊張工に順番って考えていますか?
※上から見た図です。
この3本の仮設アンカーを緊張するとします。
どれから施工しますか??
1番から緊張した図です。
腹起しが、斜めになってしまうんです。
この状態で②を緊張すると①に変な負荷が掛かってしまいます。
そして、延長の長い腹起しだと、最悪の場合腹起しがブラケットから落ちます!
腹起しが落ちた時に周囲に誰かいた場合は・・・・恐ろしい事です!
最終的にはうまくシートパイルと馴染みますが、やはり偏荷重が掛からないようにする為には
真ん中からの緊張が望ましいです。
2番から緊張する事で、腹起しが全体的にシートパイルに着きます。
この後は左右どちらでも緊張出来ます。
横に長い場合は、極力真ん中を緊張して、その後左右どちらかに行った方が良い緊張が出来ます。
だいたい真ん中のアンカーを緊張して左右どちらかに移動してください。
上記図は真ん中を1番に緊張し左右どちらかに行くと言う意味です。
シートパイルと腹起しが引っ付いていない場所は、生コンを土嚢に入れて挟んだり木製クサビを打ち込んだりして
シートパイルにしっかり緊張力が伝達するようにして下さい。(土工屋の仕事ですけどw)
真ん中を緊張して、片方に向かって緊張していくと上記写真の腹起し隙間がドンドン小さくなります。
緊張箇所が近づくにつれて隙間は埋まっていきます。
採取的にはうまく馴染んでいます。
事故が無いように施工する事が施工スピードマックスです(笑)
それではまた。
P.S 東京都あきる野市・・・東京にも山があることにビックリ!!