不可視の測定

皆さんこんにちは。

エンタです。

最近の流れで、自主検査(検査前に行う検査前自社検査)でこう言ったモノが評価されているそうです。

まぁ不正防止の為にはイイと思います。

DFX-7

ダコタ・ジャパン株式会社の超音波計測器です。

ダコタ・ジャパン株式会社

こう言った内容になっています。

計測器と振動子、専用ローション(と言っていいのか、ゼリー?)w

ロープネット用 セメントアンカー

このアンカーはロープネット用のセメントアンカーです。

まず振動子が付く部分をサンダーで綺麗にします。

メッキがあるとメッキ部分で超音波が途切れる様です。

DFX-7 ダコタ・ジャパン株式会社

専用ローションを塗って振動子と鉄部分がしっかり密着し超音波が走りやすい状況を作ります。

すでにこの振動子自体が微弱震度している様です。(たぶんですけどw触った感覚は無い)

振動子を当てた途端に測定は始まりますので、スグに長さが分かります。

DFX-7 ダコタ・ジャパン株式会社

このセメントアンカー1650㎜です。

キッチリ出てます。

 

昔からある超音波試験機とは違いかなり簡単に行えますね。

私以前、支店業者時代にある特殊な調査業務を行っていました。

それがこれと似たような感じで、超音波受信機を取り付けて横をハンマーでどついて場所打ち杭とかを測定していました。

コンサルから依頼を受けて調査に行っていたのですが、調査内容は30年前の親杭長の調査や地震で損傷を受けたと思われる躯体の調査です。

長さを計測したかと思えば、クラック位置を調査したり。

そう言う事をやっていたので今どきの超音波試験機の精度の高さにビックリしております。(知りたい方はご紹介します)

鉄を切る

これって何が良いかと言うと、アンカーなどを切断する業者には脅威でしか無いって事です。

今どきいないやろ~!って思いますよね!?w

いるんです!

最近アル現場でも発覚して大変な事になっている所も・・・・(詳しくは書けないけど)

そのせいでうちにも迷惑かかる可能性があってホント腹立ちます。

そんな腐れ業者のせいでまっとうな業者が迷惑するんです。

管理項目増えたりして大変な思いをするんですよね。

勘弁して欲しいです。

 

もしも、仮に施工が上手く行かない時や工夫してダメなときは工法がダメなんです。

現場条件が合わないって事です。

それを元請けに相談して、役所に相談して違う方向を考えるのも大事な事だと思って下さい。

出来たかのように見せかけて終わらせてもそれは絶対にやっては行けない事です。

必ずバレます!必ずです!!!!

 

そうして、こう言う創意工夫や品質チェックを行います的な事で端っから明言することで、初めてお願いするような下請とかであれば不正を抑止出来る可能性があります。

本来必要で無いチェックですが、こう言った不正があるとせざるを得ない場合も出て来ます。

切って無くても実施する事で品質の、出来形の確認としても使えますから。

それを役所と一緒にチェックするなどもアリでしょう。

少しでもイイモノを確実に提供したいところです。

ちなみにこのDFX-7(上記機械)はソフトも付いているので非常に使用しやすかったです。

 

それではまた。

コメントを残す