ロータリーパーカッションの移動

皆さんこんにちは

エンタです。

前回の現場で3tの削孔機を約130mほど移動させました。

削孔機の構造や機械その物を知らない方はどうやって移動させるかを知りません。

アンカー工を知らない方の為に今回どの様に移動したかを解説しますw

 

今回は足場が横方向に長かったのですが、とりあえず3tある削孔機と2tあるエンジンユニットの移動です。

まぁアンカー屋はだいたい知っているのですが、大型の削孔機(ロータリーパーカッション)はカニ歩き(通称)出来るんです。

だいたい知らない方は( ゚д゚)ポカーンです。

[fve]https://youtu.be/fI2K9aBvemw[/fve]

こんな感じです。

前ジャッキを上げます。

設置面をスライドさせます。

後ジャッキを上げます。

設置面をスライドさせます。

全体をスライドさせます。

これでだいたい1回に50センチ横移動できます!(130mってもの凄い気が長いですよねw)

ザックリ260回カニ歩きして移動したことになりますねwww

削孔機の移動

今回の大移動は上から見るとこんな感じです。

ユニットから削孔機までは20mです。

と言うのも、油圧ユニットから削孔機までの油圧ホースの最大が標準で40m程度です。

油圧ユニットの油量にも限界がありますから。

今回油圧ユニットを起動させつつ、削孔機のカニ歩きで油圧ユニットを引っ張りました。

削孔機のカニ歩き

ユニットの下には転がる様にインナーケーシングを入れて転がしました。

インナーケーシングを挿入するときには爪ジャッキを使用します。爪ジャッキ

うちは5t用が2台あるのでユニットの隙間に差し込んでジャッキアップします。

そしてインナーケーシングを挿入しました。

 

こんな方法で移動させましたが、ほかにレールに乗せたり、チルホールで引っ張ったり。

現場の状況である程度までは何とかなるモノです。

帰りは機械がすれ違う事が出来るのであればまた同じようにすればよいですし、

無理なら、ユニットをチルホールで引っ張ったりすればよいと思います。

 

それではまた。

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