皆さんこんにちは。
エンタです。
本州も寒くなって来ましたね。11月1日ですからね~。
まだ40台ですが、最近寒さを感じやすいですw
若い子は寒くないと言うので、年取ると体温が若干下がるのでそのせい??
厚着とインナーで対策です。
ちなみに、私たちのように汗をかく仕事でヒートテックは禁物ですよ!
ここにその事を少し書いてあります。
そして、言い方の違いが有ったのでご紹介w
「ステテコ」と「ももひき」と「ずぼん下」と「ぱっち」の違いって何?
閑話休題
クラックシリーズです。
前回までは
1,気温が非常に暑い時間帯に吹付
2,岩部と土砂部の岩線がしっかり出ていた。
3,オーバーハング(岩壁の傾斜が頭上にヒサシ状に覆い被さっている部分。)
4,吹付ロスがかんだ。
5,プラスチック製のスペーサー。
6,吹付後に山が滑ってきた。
7,夜中気温が0度になる(氷点下)。
8,砂が悪い。
7,夜中気温が0度になる(氷点下)。
今からの季節はヤバイですよ。
冬時期は確実に凍結でクラックが入る地域が出てきます。
と言うのも、新設のモルタルでクラックが入っていなければ問題無いです。とりあえず。
今から施工しますって場合は注意が必要です。
施工中にクラックが入る原因は凍結です。
通常モルタルなどはマイナス0.5~マイナス2℃以下になると凍ります。
練り混ぜの水が凍る事でクラックになります。
水が凍る時に、水の体積が約9%増えるそうです。
コレが毎日繰り返された場合、モルタルレベルの硬度では簡単に割れます。
実際自然に有る巨石などが割れていますよね?アレって凍結で割れている可能性があるんです。
可能性って言うのは誰も見ていないのでw
自然界の風化は凍結融解も担っています。
自然界において巨石ごときサイズでは凍結が粉砕します、(粉砕まで何万年?)
そのぐらいの破壊力が凍結にはあるんです。
よく、行う凍結防止対策があります。
1,お湯を使用する。お湯割りで
2,早強セメントを使用する。
3,防凍材を使用する。
この中で有効なのは1と2です。
1,お湯を使用する事で初期硬化速度を上げ、初期硬化力を上げる必要があります。
最初の段階でそれをグッと上げる事で凍結を防ぎます。
2,早強セメントを使うことで発熱量を上げて凍結を防止出来ます。また初期強度も上がりますし、
硬化速度も上がります。
3,コレはオススメしません。強度が落ち、凍結する可能性がかなり高いです。
私自身は実験をしていないのですが、ある公的機関で実験したデータは持っています。
営業妨害になるので公表はしません。どうしても知りたいという方は、うちに来たら見せますよw
今回でクラックシリーズは終了です。
まぁイロイロとクラックにもありますが、1つ言える事はゼッタイにクラックは入ります。
特に我々が施工しているモルタル・コンクリート吹付などの小断面の構造物。法枠も同じです。
小断面であるが為に外的要因を受けやすいんです。
だからこそ、それに対する対策はイロイロと知っておくべきですね。
ゼッタイ入るクラックをどう防ぐか?どの様に補修するか?
それではまた。