皆さんこんにちは。
エンタです。
徐々にですが、蒸し暑くなって来ていますね。
この頃から暑さ対策してると夏場に無理せず入っていけます。
全ては準備が大事です!
閑話休題
品質管理で、フロー値測定って管理項目があります。
基本的な規格として、10秒~18秒です。
鉄道や、道路系でも差がありますが、最大でも9秒~22秒です。
で、大体の方が14秒前後で管理してますよね?w
なぜ、14秒~16秒前後にしているんでしょうか?
品質管理での点数
コレって、平均を取った数字の方が最終的に書類整理した時の見栄えが良いんですよね。
どの工事でも同じなんですけど、昔、役所が規格値の80%以内と50%以内について点数を付け出しました。
やはり役所としても点数に差を付けていく努力をした結果、
業者側も点数を取るために規格値内に収める努力をしている訳です。
そうする事によって製品自体の出来形精度・品質はドンドン上がって行くので悪い事では有りません。
本当のフロー値測定規格の決め方
ネクスコなどでは当たり前の事なのですが、
その現場の配合で試験練りを行うんです。
試験練りの結果を平均値として、その値を基準に管理していくんです。
そうする事で、現場でのバラツキも押さえる事が出来ますし、いざ役所が来ても慌てる事は無くなります。
ポイント
コレが大事なのですが、気温や湿度などの気象条件に左右されます。
梅雨時期から夏にかけてなどの季節の変わり目はバラツキが出やすくなります。
その時は試験練を行い平均値を変えても問題ありません。
理由は明確で気温が上がったり下がったりしたためフローが現状に合わなくなったという事です。
ただし、あまりにも数値が早すぎたり、遅すぎたりした場合は何かがおかしいです。
特に早すぎる方は十分注意して下さい。
また、普通セメントと早強セメントで落下速度は全く違いますのでお気を付け下さい。
昔の話しですが、国交省の現場で細かい管理イッパイやってました。
若さってステキでしたwww
この文章を書きながら思ったのですが、撹拌は2分以上だと思いますが、
それをしっかり2分を管理している業者っていませんよね?
タイマー付けてグラウトの品質向上の創意工夫ってどうなんでしょうか?
(今度試してみます!実施されている方がいましたら写真とか下さい。パクらせて下さいw)
それではまた。