皆さんこんにちは。
エンタです。
先日の久々の雨でだいぶ花粉が楽になりましたが、
少しずつ暖かくなるにつれて地獄になるんでしょうw
花粉さえなければ最高なのに・・・・
閑話休題
先日の続きです。
頭部マンションの設置はかなりシビアに行います。
下図のように受圧構造物の厚みによって出方(デカタ)がまちまち。
しっかり受圧板の厚みを確認して、マンションの出(で)を管理してください。
基本的には設計通りが望ましい?かも知れませんが、実はココに落とし穴があるんです。
特にこの図のように1本より線の場合結構伸びるんです。
それを踏まえて、1~2㎝程度低めに設置するとイイ感じ収まったりする場合も有ります。
と言う事は設置する前に理論値の伸びを把握しておく必要があります。
必ず計算しておいて下さい。
受圧板+角度調整台座(必要な場合)+補鋼板+定着時の伸び量=頭部マンション出す量
そして、確認として、キャップの深さより短ければOKです。
上図の様にマンションが出過ぎている場合はどうでしょうか?
マンションは内部でPC鋼線を加締めていますから、切断するとマンション自体が抜ける可能性があります。
その為切断は不可です。
対策としては、受圧構造物を上にあげる事が無難でしょうw
受圧板自体をウエに上げると大変なので補鋼板をもう一枚プラスなどしてあげる事が出来ます。
では、マンションの出が少ない場合。
今回の様に山が滑ってきている状況で山が押してくるとこの様な状況になります。
また、何かのミスでアンカー体が下がってしまったりするとこの状況に!
ではそんな時はどうしましょう!?
それではまた。