皆さんこんにちは。
エンタです。
来週ですが、現場が重なり合って何ともならないので、1現場止めてもらうことに。。。
イイ感じで回る予定でしたが、1個が遅れて1個が早まったりして調整出来ず。。。orz
ご迷惑お掛けします。
法枠300の現場ももの凄く有って・・・・・どうしよう・・・人手不足w
閑話休題
google先生でパッカーを検索すると色々と種類が出てきます。
どれを使用してもそう変わりはしませんが、それらを実験した貴重な記録があるんです。
パッカーの種類
右側から
1,フリクションパッカー(守谷鋼機)
2,シームレスパイレンパッカー(サンスイエンジニアリング)
3,パッカー(現岡部シビル)
その他の種類もあります。
コレに実際のセメントミルクを注入して膨らましてみました。
1,フリクションパッカー(守谷鋼機)
※ホースを持っている方のプライバシー保護の為ぼかしておりますがとんでもなくエロい技術者です。
直径はほぼ変わらずです。
この注入圧力は3kgf/cm2程度(SI単位:0.3Mpa以下)
これ以上圧力を掛けた場合、どこかが損傷する可能性があるのでお勧めしません。
特に、先端などの番線等で閉塞した部分が壊れると台無しになりますのでお気を付け下さい。
まして先端はパッカー内のグラウト荷重がすべてかかる箇所なので特に頑強に作らなければなりません。
パッカーの仕組み
内部に圧が掛かると、パッカー表面からセメントミルクの水分だけが出て行きます。
パッカー内部内側は急激に脱水状態になり表面はガチガチになります。
実際、内部で3kgf/mm2も掛かっているので、それの影響でガチガチになっていると言う事でもあります。
水分が脱水するので高濃度のグラウトができ、なおかつ圧入されていますので強度は通常よりも高めですが、
あくまでも、圧力を保持出来た場合です。(強度の確認はその他の実験で行っております。)
パッカーの写真は3個分すべてあるのですが、似たような写真なのでカッツアイしますねw
今回のテーマは「パッカーってこんなんやでー!」はコレで終了です。
次回はパッカーをどの様に使うかを書いて行きたいと思います。
それではまた。