皆さんこんにちは。
エンタです。
GW明けから仕事がイッパイなんです。やっとです!よいなこです!
倉庫内の機械が全て無くなるんです。
そうすると、私の心はちょっとホッとします・・・
仕事の無い怖さwww
この辺が公共事業の難しい所ですね。。。
閑話休題
グラウンドアンカーや鉄筋挿入工(ロックボルト工)における
パッカーとはなんぞや!?
セメントミルクを注入しても地山孔内が悪く(亀裂や岩塊の堆積による空隙が激しい状態)
設計数量を超えて尚かつグラウトが上がってこない(ケーシング内・孔壁内)、確認が出来ない場合に、
パッカーを使用し亀裂・空隙にグラウトを逸脱させない物です。
現場の状況確認として、水堀でグランドアンカーを削孔していた場合、
削孔水が出てこない場合は確実にグラウトは上がってきません。
エアーの場合はなかなか判断が難しいのですが、オペなら大体分かると思います。
削孔中にスコンっと一気に30cm落ちたとか、周囲に鍾乳洞が多いなど。
グラウトが上がらない場合の対処法
1,現場を一旦止め、役所と協議し、注入量の変更または設計変更
(定着部のセメントミルク充填が出来ない場合)
2,役所と協議し設計変更でパッカーを使用する。
3,パッカーを無断で使用する。(企業努力)
4,パッカーを創意工夫として使用する。
対処法の確率
1、まず無理ですね。役所は注入量の変更はまず行いません。
設計と現場の整合性がとれず、会計検査の言い訳が難しくなりますw
設計計算自体の変更(土質や地層)も行いません。(設計との整合性)
設計の安定計算を変えてしまうとすべてが変わってしまうので、
それこそ施工者側も若干面倒になります。
(設計変更ドンとコイ!っで有れば行けます!)
2、多々あります。一番無難ですね。パッカーを設計に足すだけで施工出来ます。
しかし、パッカーは意外に高いので、嫌がる可能性はあります。
増工が3割以下であればOKの可能性も高いですね。
3、多々あります。結局工期上の問題や施工を止めた場合のリスクを考えると
企業努力で終わらせた方が良い場合があります。
(ただし、役所に打合せ簿で提出した方が好印象です。)
4、多々あります。
ただし、2を役所側から魔法の言葉の様に、創意工夫で出来ない?
と言われる場合、可能性がありますw
今回はココまで!
それではまた。