皆さんこんにちは。
エンタです。
今週から山梨県でグラウンドアンカーを削孔しています。
通常アンカーで使用している削孔機械が全部出てしまっており、今回初のスプリングドリルでの削孔。
最大削孔長15m程度で削孔径φ115です。
不安でいっぱいでしたw
スプリングドリル40Ⅱでφ90では削孔経験あるのですが、φ115での削孔経験はありません。
かなり不安でしたが、サクッと掘れちゃいました。
と言っても、やはり硬い所になると一気に速度が落ちます。
皆さんはスプリングドリル40Ⅱでどの位まで削孔したことありますか?
私は砂質土で直掘り20mが最長です。(薬注でφ90)
それ以外では今回の15mφ115が最長になりそうです。
しかし、やはりケーシングが重いのはマズいと思ったのでちょっと変則な方法で施工しています。
φ115のインナーは通常で言うと73インナーロッドなんですが、今回は57インナーロッドを使用しています。
ビットの遊びが大きくなるのでインナービットは通常の73用を使用しています。
73ー57 のインナーロッド用の異径カップリングを使用して、73スターティングロッドから57ロッドに落としています。
そうする事で少しでも機械の負担を軽くしようと言う作戦ですw
ビットは5ミリ程度インナーが出ています。
山の土質にもよるのでしょうが、水は高圧洗浄機(ハイウォッシャー)を使用してエアー(50馬力)を併用しています。
この設定で有ればφ115ー15mは2.5時間程度で削孔出来ました。
ただ、本体の固定をしっかりしないと、機械のパワーよりも本体が軽いので簡単に動いてしまいます。
なので前はレバーブロックで固定。後ろは単管で固定しています。
なんだかんだ言って、コレだけ小さい機械でここまで削孔出来るのでかなり重宝します。
ちょっとスプリングドリル40Ⅱのパワーを見くびっていたようですw
大型機はそれはそれで便利なんです。サクサク掘れるし、あんまりストレスないのですが、なにせ重い!
とにかく重い!
コレに尽きますよね。持って行くのが大変な現場は沢山有りますから。
軽量削孔機って便利ですよね?
機械は一長一短ですから、どこで活躍させるかを選ぶのは人です。
チカラが発揮できる現場に持って行けば必ず活躍してくれます。
あとはオペの考え方1つですねw
オペレーションが柔軟に仕事出来れば機械もきっと応えてくれるでしょう。
来週まで削孔しているので、今週来週は安曇野市から通うことになりそうです。
そろそろ来年の仕事の話しがチラホラ出てきていますが、皆さんはどうでしょうか?
それではまた。