皆さんこんにちは。
エンタです。
ザブトン枠を設置する上でヤバイ場所ってあるの知っていますか?
ザブトン枠って本来の機能としては不陸の調整ですよね。
受圧板を設置する際に地山の不陸が取れないから不陸を調整するために使用されます。
と言う事はどう言う事か?
ある程度の地耐力を持っていると言うことです。
地耐力とは一定の荷重で押した時にその状態を保てるか?
その荷重を支えるだけの支持する力があるかと言うことで、
グラウンドアンカー工における地耐力は受圧板を通して地山にチカラを与えます。
極端に言えば、
押す面積が小さければ山がかなり硬くないと沈みます。
押す面積が大きければ山が柔らかくても沈みません。
いくらザブトン枠を設置しても地耐力がなければグラウンドアンカーに緊張力を与えると山は沈みます。
写真の様な場所もしかりで右側に山がないので硬くてもチカラが逃げます。
ザブトン枠を使用するときはしっかり周囲の状況、地質、岩質、山の切り方、チカラの加わる方向などをしっかり考えて採用しないと後から面倒な事になります。
暗に採用するとちょっと現場は困りますw
それではまた。