皆さんこんにちは。
エンタです。
今日から大荒れの天気になるそうです!!
強烈寒波・・・恐ろしい名前です・・・・
十分気をつけて下さい!!
事故が無いようにみんなで注意喚起お願いします!
閑話休題
パッカーの作り方講座(その2)
前回はパッカーを所定の長さよりも上下+20センチ程度切断しました。
で、今回はセメントミルク注入ホースです。
パッカーを使用する際も注入の基本は下からです。
定着長+自由長+50センチ(注入元)程度で切ります。
定着長のイッパイ下まで設置しなくても10センチか20センチ程度上であれば問題ありません。
底面に付いてしまうとセメントミルクが出なくなる場合もありますので気をつけて下さい。
注入元があまり短いと注入しにくいので若干長めでも構いません。
材料がガチガチキッカリの数量で頼まないように余裕を持って注文しておけば問題無いです。
最悪の場合この手のポリホース(注入ホース)はだいたいどこのアンカー屋も在庫で持っていると思います。笑
次に確認用ホースです。
コレは付けても付けなくても問題ありませんが、
付けるのであれば、定着長の最上部から10センチ~20センチ程度下に設置します。
自由長+20センチ(定着長)+50センチ(注入元)
この確認用ホースは注入ホースからセメントミルクを注入し、確認用ホースからグラウトが上がって来れば
グラウトが充填されたと確認する為のモノです。
しかし、仮にこのアンカーが20mを超えるような長いアンカーだった場合、確認用ホースから上がらない場合も。
やはりそのくらい長いと上がって来るにも時間が掛かりますし、パッカー最低部の圧力はもの凄いことに。
あまり送りすぎてパッカーが壊れてしまっては元も子もないので、短いパッカーであれば付けてもOK。
長いアンカーでの場合は無くてもOKかと私は思います。
そして長ければ長いほど材料使いますから、挿入も注入も大変になる訳です。
PC鋼線+注入ホース+確認用ホースなので胴回りが太くなるとケーシングのサイズが変わる場合もあります。
付けない場合は注入ホースに圧力計を間に挟んで圧力管理することで注入出来ているかを確認出来ます。
パッカー自体は、圧を掛けなくても重量圧で勝手に脱水されてカチカチです。
この辺もそのうち実験したいですね。
それではまた。