皆さんこんにちは
エンタです。
先日から長野です。
と言ってもこちらの会社の近くで、逆巻施工中です。
設計では逆巻施工は20%増なのですが、それで足りるか?
って感じです。
逆巻施工ってホントに大変ですね。
閑話休題
アンカーの材料検収
グラウンドアンカー工に置いて非常に重要な材料検収。
その他施工でも重要なのですが、重要構造物は特にそうです。
消える部分は特に重要になってくるわけです。
アンカー体検尺でやはり重要な部分は定着長と自由長です。
グラウンドアンカー工の肝は定着部ですから。
ココが間違っているとお話になりません。
なのでここは特に重要です。
先端キャップから定着部と自由長部までの境目までが定着長ですが、ここが汚れないように検尺します。
図面通りにスペーサの配置と長さを確認します。
同じように、自由長部も測定します。
しかし、自由長部には緊張余長も含まれるので気をつけてください。
自由長と緊張余長と同じようで違うんです。
と言っても同じPC鋼線の延長上なので構造は同じですが、図面上では違います。
材料検収は図面と同じ材料が入っているかを確認しますので、分けて下さい。
このPC鋼線の材料検収が終わったら頭部部材になります。
頭部部材は出来る限り雨に水に濡れないようにする必要があります。
特にヘッドキャップ以外の材料はすべて生材(なまざい)です。
生材は防錆加工などを行っていないのですぐに錆びます。
ホント一瞬です!
湿気だけでも錆びてしまいます。
なので材料検収する際には出来れば袋から出さない方無難です。
出してもすぐに袋に入れる事です。
あとはクサビが無くなりやすいので十分に気を付けて下さい。
グラウンドアンカー工の材料検収は大変です。
何が、とにかく1個1個が重いんですよw
アンカー体も伸ばして検収したり。場合によってはまた巻き直すんですよwww
そんな時に結構手を挟んだりするので十分気を付けて下さい。
それではまた。