皆さんこんにちは。
エンタです。
急に秋っぽくなってイイ感じですね!
こんな環境なら仕事もはかどりますよねー・・・
酷暑はほんとツラいですからねー
9月も終盤ですが、頑張って行きましょう!
閑話休題
グラウンドアンカー工における起伏のある法面への配置の考え方(その1)
今回は、この絵にザブトン枠を設置していきましょう。
ザブトン枠は皆さんご存知のように、起伏に応じて高さを選びますよね。
起伏が大きければ最初から深いザブトン枠を設計で入れているでしょう。
下記の絵を見て下さい。
平均勾配上にザブトン枠を設置するとこうなります。
図面もこんな雰囲気で設置されていると思います。
上記をそのまま伸ばして施工すると下記の様になりますよね。
コレでも良いならイイのですが、赤の部分は無駄ですよね。
上から3段目のザブトン枠程度であればイイ感じだと思います。
最低限の薄さでの不陸調整が大事ですね。
ちなみに赤い部分の積算は水切りコンクリートになります。
1m3当り50,000弱ですね。
なので通常で考えると下記の様な設置方法が経済的になります。
足場の絡みもあるので多少は揃えた方が良いので、その辺は現場で調整して下さい。
で、ここからが本題ですw
グラウンドアンカー設置後に頭部で距離を測ると、当然ですが長かったり短かったりしますよね。
緑の矢印が斜めになったりしていますよね。
起伏が大きければ大きいほど頭部での距離は変わります。
打設後に、アンカーの頭部でピッチを測ってはいけません!!
法面が平滑で受圧板の並びもピッタリであればまだ良いですが、起伏があって受圧板の頭部の高さに差があると、設計の距離(ピッチ)は測れません。
あくまでも、このアンカーを上に伸ばしてきて同じ位置で測った長さがアンカーのピッチです。
しかも、設計の設置位置(地山)と最終的に出来上がりで見えている位置は変わります。
設置前は地山に点を落してそれを延長して設置します。
その為、出来上がった位置が変わるので尚更測定出来ません。
この辺が理解出来無い方もたまにいます。
ちょとややこしいですが、アンカー打設位置はよく考えて設置していきましょう。
それではまた。
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