皆さんこんにちは。
エンタです。
グラウンドアンカー工の本当の位置って知っていますか?
は?
何言ってんだ?
って思われますよねw
施工管理として配置誤差でアンカーの打設位置って測っていますよね。
配置誤差はあくまでも最終頭部の位置でしかないです。
削孔位置は間違ってはいないと言うことです。
この方法以外の方法は解りにくいのでアンカースケールを使用していますけどw
何が言いたいかと言うと、削孔しアンカーを挿入し所定の位置にアンカーの頭部は設置してあります。
しかし、実際のアンカーはちょっと下になっているはずなんです。
上記の絵はよくある絵です。
この絵だと削孔後にアンカーはど真ん中に来てます。
しかし、実際の設置位置は違います。
下にダラーンとなっているんです。
皆さん良く真ん中に来てるでしょ?って思われますが、真ん中に設置は出来ていません。
形式的にはスペーサーが付いていますが、役には立っていないです。
ただ、アンカーが直接地山に付いているかと言うと、
セメントミルクに覆われているので防食は問題ない様に思えます。(見えないけど)
施工方法がセメントミルクドブ漬けかケーシング内置換え注入なのでしっかりセメントミルクで巻かれてはいます。
(この注入方法を次回書こうかな)
この事で何が言いたいかと言うと、最初から摩擦が生じていると言う事です。
セメントミルクで固められているので緊張時に周囲が動く事は有りません。
なのでポリパイプ内で摩擦が生じます。
回りにはグリースが入っているので動きは問題ないと思いますが、
多少なりとも試験結果にバラツキが出るのはこう言った事があるからです。
絵は極端に描いていますが、もう少し緩やかな屈折かと思います。
あくまでも座屈しているわけではありません。
じゃぁこの緊張時のバラツキを無くして行くにはどうすれば良いのか?
それはまた次回にw
それではまた。