グラウンドアンカー工における施工と施工管理の流れ

皆さんこんにちは。

エンタです。

グラウンドアンカー工

グラウンドアンカー工においての施工の怖さってどこにあると思われますか?

 

職人からすれば、どのように施工すればいいのか?

って事ですよね。

しかし施工は比較的簡単です。

順を追って管理項目も入れつつ書いてみます。

青色が施工です。

 

管理:削孔位置の確認

施工:削孔位置に機械を設置し所定の角度と長さで削孔する。

施工:アウターケーシング内の洗浄(エアーと水で底からブシャー)

アンカー工 孔内洗浄

施工:インナーロッド回収

管理:削孔長、削孔角度、配置誤差測定

削孔長の測り方

削孔角度測定

削孔角度測定

配置誤差測定

アンカースケール 配置誤差

施工:指定の配合でセメントミルクの作成

管理:フロー値測定、供試体作成(マッドバランス、塩分測定)

フローコーン本体

施工:アンカー体挿入(ドブ漬けの場合は先に注入)

施工:セメントミルク注入(オーバーフロー確認)

グラウト オーバーフロー確認

施工:アウターケーシングを回収(定着長部まで)

施工:加圧注入(0.2Mpa程度)

加圧状況

施工:全アウターケーシング回収

管理:ここで配置誤差でもいいが、わかりにくいので管理者の説明しやすい方法で。

管理:供試体の圧縮強度試験で強度確認後、適正試験と確認試験(多サイクル、1サイクル)

施工:アンカーにジャッキをセットし、緊張作業

緊張管理

施工:試験完了後定着し、頭部処理を行う。

管理:試験のデータを整理

 

と、まぁこのような流れです!

簡単ですよね?wっといってもやはりやってみないと簡単かどうかは分からない!

って感じだと思います。

やはり施工を経験するのが一番なので経験してくださいw

 

そして、ここで一番の不安要素は試験です。

そしてここが意外と重要なポイントなので、それはまた明日に。

 

それではまた

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