グラウンドアンカー工での配置誤差測定

皆さんこんにちは。

エンタです。

アンカーでのボルトスケールを使用した配置誤差測定をご紹介します。

ボルトスケールの四角いスケールが書いてあるのもをスケールプレートと言います。

 

アンカー削孔後にケーシングを抜管します。

最後にスターティング(ケーシングの先端)が出てきたら、スケールプレートをくぐらせて、設置します。

配置誤差 スケールプレート

削孔芯の逃げを上と横に打設してあるので芯はすぐに分かります。

ケーシングの位置を真ん中にしてスケールプレートを設置します。

ケーシングを基準にして、どの位逃げ釘から動いたかを測定するわけです。

配置誤差 スケールプレート

ピンホールを垂直・水平に設置し測定します。

コレで配置誤差は測定出来ます。

削孔後の測定ですのでアンカー体の位置がズレるとか思われるでしょうが、

この測定を行った後に縦横の逃げ釘の位置にアンカーを固定します。(鉄筋とかで固定)

そうすればほぼセンターにアンカー体が来ます。

 

本来であれば、コレを一発で測れるモノを作成するべきでしょうが、今しばらくお待ち下さい。

このスケールプレートは大サイズです。

ボルトスケール大

 

こうする事でパッとした見た目の良さが出ます。

細かい管理をする事で元請けにも役所にもウケることは間違いないですね。

ただし、めんどくさいと思われる方はやめた方が良いですwなにせ面倒ですから!

と言っても出来形管理項目に入っていますけど。

 

今回のアンカーはSEEEのタイブルアンカーでしたのやりやすいです。

PC鋼線の場合は1.5mくらい出るのでどうなるか・・・・?

次回PC鋼線で実験してみます。

 

それではまた。

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