皆さんこんにちは。
エンタです。
本日、法務省のあるところでスピーチさせて頂くんです。
もうドキドキですw
慣れない事も経験としてドンドンやりますけど、人前で話す事は非常に難しいです。
ちょっと変な汗をイッパイかいてきますw
閑話休題
アンカー打設本数確認
ラス張り完了後にラス張りに使用したアンカー(φ16×400㎜・φ9×200㎜)の打設本数を確認します。
どの自治体においても必ず確認項目にあると思われます。
多少、打設本数・アンカーサイズが発注者や施工場所によってかわります。
100m2辺り、主アンカーピン(φ16×400㎜)=30本以上、
補助アンカーピン(φ9×200㎜)=150本以上。
コレを確認しますが、100m2で確認するとトンでもないことですので、10m2当たりに換算し確認します。
昔は、建設省の黄色本(積算)に載っていましたが、今は市場単価なので載っていない?と思います。
10m2に換算しますと主アンカー=3本、補助アンカー=15本 となります。
10m2は 高さ2m×幅5m でも良いですし、 2.5m×4m でも良いです。とにかく10m2有ればOK。
こんな雰囲気です。
必ず、枠寸法が分かるように2mと5mのリボンロッドをあてましょう。
本来自主管理では出来る限り本数が確認出来る様に写真を撮る様にして下さい。
がしかし、長大法面では正面から撮れるわけもなく10m2枠の横からしか撮れない場合があります。
多少はしょうがない事なので、諦めましょう。
最近ではデジタル小黒板で撮影もかなり楽になりましたよ!
黒板が山からずれ落ちたり、職人に持ってもらう事が無くなりました!
主アンカー・補助アンカーにスプレーでマーキングを行います。
私の場合は 主アンカー=赤 補助アンカー=青 としています。
たしか、宮崎県の工事で、マーキングにスプレーをしてはいけない!
と言う驚きの事がありました。
理由として、スプレー塗料でコンクリートの付着が悪くなるだとかの話も・・・・w
もう一つはスプレーだとわかりにくい為、明確にする為だとか。
明確さに欠けるは分からなくもないですが、コンクリートの付着ってさっぱり意味が分かりません。
宮崎県では明確にするために丸い輪っかで赤・青・黄色の物が市販されており、それを1個ずつアンカーに被せていきます。
そして撮影です。当然スプレーよりも断然視覚確認が有利になります。
がしかし、結構面倒な作業となります。と言うか、確認事項でここまでする必要性は私は感じません。
が、コレがその県で常識で有ればそれはそれで構いませんw
そして、コンクリートの付着がどうのこうのと言う事については、
設計段階でラス網・アンカーピンは強度計算されておりませんので何とも言えませんw
話しが逸れましたが、アンカーの本数が終わりましたら、今度はラス重ね測定です。
実はラス張り工でもっとも重要な部分がコレです。
#14番線の金網を重ね合わせる訳ですが、設計値の重ねは100㎜となっております。
と言う事で、最低で100㎜以上有ればOKと言う事になります。
そしてこのラス張り工で唯一出来形測定が必要なのがラス重ねです。
出来形管理として記録しなくてはいけません。
しかし、よく勘違いされているのがアンカー打設本数も出来形に入れています。
かく言う私も入れていますが、本数確認は出来形では無いので必要ないと言う事です。
がしかし、管理するという事では、何かに記録しなければならない為、出来形管理として管理しているのが現状です。
余談ですが、ラス重ねの設計値が100㎜と言う根拠はかつての建設省の役人がそれまで2目以上(ふため)と言う表記を
設計と実測の数値化のために100にしたらしいのですが、編み目が50×50㎜で編み目が2目で100㎜という事になったようです。
ようするに当時の建設省のえらいさんの勘違いが今だに残っていると言うことらしいです。
実際はラスの網目の対角線52*1.414*2=147(昔の網目は52㎜も有った)~50*1.414*2=141程度で≒150㎜
元建設省職員談
ちょっとした勘違いから規格や測定項目なども未だにイッパイありますよね?
なんで、こんな事やってるんだろう的な管理項目、それはもしかしたら勘違いから産まれたモノかもしれません。
それではまた。
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