皆さんこんにちは。
エンタです。
ラス張り工で山が悪い時(スカスカ入る)にアンカーピンは異径鉄筋と丸鋼どちらを使用しますか?
答えから言うと丸鋼です。
私も昔は異形鉄筋の方が摩擦強いと思っていました。
現にパッと見で言うと表面積が大きいのは異径鉄筋です。
しかし実際は違います。
打ち込む際に異形鉄筋だと周囲を削りながら入って行きます。
隙間が出来ますよね。
しかし、丸鋼だと周囲の土を締付ながらグリグリと押し入って行くので抜けにくくなります。
丸鋼の周囲も圧縮されるため堅くなります。(理論的には)
隙間が一切無くなりつつも周囲の土を押し込まれているのでかなり抵抗力があります。
と言う事は、法枠などの交点に打つアンカーピンは実は丸鋼の方がイイって事ですよね。
あくまでも吹付るまでのズレ防止アンカーと考えた場合、抜けにくいのは丸鋼ですから。
創意工夫でそう言った事をするのもありかもしれないです。
設計ではD16とかでしょうがφ16の鉄筋をあえて使う。
なぜなら抜けにくいからw
その内引抜試験とかしてみたいですけどねー
それではまた。