どうしても抜けない仮設アンカーのPC鋼線を抜く方法

皆さんこんにちは。

エンタです。

仮設アンカーを設置した後に必ず撤去する時が来ますw(そのメイン工事が終了後)

仮設アンカー

引抜作業はクレーンを使用し引抜いたり、BH(バックホー)を使用し引抜きます。

しかし、それでも抜けない場合があります。

 

原因としては何らかの原因でPC鋼線で包まれているシースが破け、

そこにセメントミルクが流れ込んでいる場合です。

 

そうなるとなかなか抜けません。

付着している長さにもよりますが、かなり付着する事はあまりないので7t程度かけると抜けます。(経験)

 

しかし、コレって意外とクレーンやBHでは抜けないんですよね~w

クレーンで抜けない事もないのですが、やはり危ないのでオススメしません。(抜けた時の反動で転倒する可能性)

BHで後ろに距離があればまだ強引に出来ない事もないですが、危ないです。

 

そんな時はジャッキを使用するしかありません。

しかし、引抜時はすでに腹起しを撤去しており鋼製台座も反力もありません。

そんな時は、受圧板を設置して反力を取りつつ引抜く方が安全に行えます。

仮設アンカー 引抜

後ろに構造物があるので非常に施工しづらく大変な現場です。

 

施工角度は40度くらいで結構きついのですが、真っ直ぐ引張っても簡単に抜けます。

一度動き出すとあとは簡単に抜けるのでクレーンで抜いても大丈夫です。

 

どうすれば安全に施工を行えるかが大事です。

あと2段ほどあるので常に安全重視で施工していきたいですね。

 

それではまた。

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