皆さんこんにちは。
エンタです。
お盆も明けて、このまま年末までギューンですね!
うちも今年は事故が2件有ったので十分気を付けて行きたいです。
事故あるとイロイロな方に迷惑かかり、ほんと申し訳無く思います。特に現場には。
安全に行きましょう!
前回の続きです
BH(バックホー)で行ける所であれば、不整地運搬車もありです。
不整地運搬車の方が距離が有る場合非常に速いです。
機械を法面下部(機械ヤード)でクレーン等で積込し、施工箇所にBHを置いておけば降ろせます。
現場によってはBHで運ぶにはシンドイ所も有ると思うので不整地運搬車は非常に有効ですね。
ただ、問題が1つあって、資格を持っている人が少ない気がします。
1.0t未満なら特別教育で誰でも取れるのですが、1.0t以上は少ないです。
うちでも持ってる2人くらい?
あまり使わないので資格的なハードルがw(この部分は取得すればええやんで終わるんですけどねw)
上記写真は機械を上げる為の仮設路を作る事が出来なかった為、足場を張り出しながら無理矢理斜路をを作って機械を上げました。
斜路の勾配も40°くらいあります。
それをチルホールを使って無理くり引っ張り上げるという荒技ですね。
その時の機械サイズは約2.0tです。
足場の組立数量は増えますが、どうしようも無い場合はこう言う方法も。
場合によっては張り出し足場から垂直に真上から引っ張り上げる事もできます。
出来ると言ってもかなり大変です。
張り出し足場を作って機械の真上に櫓(やぐら)を組みます。
櫓の上からチェーンブロックで引き上げていきます。
上まで引き上げたら、吊り上げた状態で真下の足場を完成させます。
そこに機械を置いて施工位置まで引張っていく感じになります。
このチルホールで少しずつワイヤーと滑車とシャックルを駆使して引張って行きます。
この辺はもう慣れの域なのでデキル人は出来るし、知らない人は出来ない世界観。
簡単に届く場所であれば、簡易索道は出来ますけどあくまでも20kg程度の話なので機械は無理ですね。
設計においても機械選定って非常に難しいと思います。
特に現場もさることながら機械の能力を知らないと尚更ですねー
今後はもっと人が減るので機械のことを知らないと効率化も図れなそうで・・・
難しい時代になってきました。
それではまた。