皆さんこんにちは。
エンタです。
最近よくざぶとん枠の失敗を目にします。
そこで、どう言うものが失敗なのかをご説明します。
順不同です。
- 歪んでいる。ひねっている。
- 一部の端部が上がっている。
- 真ん中が低い。
- かまぼこ状になっている。
- 逆かまぼこ状になっている。
- アンカーの方向と逆
- アンカー高さが揃っていない。(千鳥は別)
- アンカー打設穴が空いていない。
- アンカー打設角度が補正出来ていない。
- 厚さが足らない。
- ボコボコ。
- なぜか小さい。
- なぜか大きい。
同じ方向で同じ角度なのに、こんな事になってます。
しかも、一部だけ上がっているんです。。。。
原因はただ1つです。
現場監督の経験不足と知識不足です。(職人の指導不足)
これで、定着できなことはないのですが、(場合に寄っては角度が取れない場合も)
まず受圧板設置時に受圧板がアッチ向いたりコッチ向いたりします。
頭部処理時の角度調整台座の方向が定まりません。
細かい事を言うと、受圧板が滑り面に対して角度を保った場合、緊張荷重が変わります。
なぜ、失敗するのか?
ざぶとん枠に関しては言えば、正確な作成方法が無いんです。
メーカーはこうやるあーやると言いますが、どちらかと言うと現場任せです。
実際作るのは現場ですし、職人に指示が出来れば出来ていく物です。
やはり、監督の経験と知識に寄る所が大きくなります。
結局監督次第
先日、コテの仕上がり具合は1センチ以下という話しをしていました。
ある監督はそんなの出来ないと言う。
しかし、私は出来ると知っています。
なぜなら、今までそんな職人イッパイ見てますし、腕の良い法面の職人は沢山います。
少し時間を掛けてしっかり教えたら絶対イイ物が出来ますよ。
それではまた。
P.S ざぶとん枠作成マニュアル作成中です。
もう暫くお待ち下さい。