皆さんこんにちは。
エンタです。
今年も暑い季節がやってきます。
GW以降はヤバいという予報も出てるみたいで・・・
法面の現場って、斜面に張り付いて作業するから、地面からの照り返しと直射日光のダブルパンチを食らいますよね。
土工屋の鉄板の上も鉄板焼きみたいで地獄ですが、法面もマジでヤバいw
先日受けた安全衛生講義で、改めて初期症状の重要さを痛感したので、今日はその内容をシェアします。

「いつもと違う」から熱中症は始まる
熱中症って、いきなりバタッと倒れるイメージありませんか?
でも実際は違うんですよ。最初は本人もまわりも気づきにくい、小さなサインから始まるんです。
印象的だったフレーズがコレ。
「いつもと違うと思ったら、熱中症を疑え」
シンプルだけど、この言葉に全部詰まっていると思うんですよね。
ちなみに厚生労働省の「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」でも、初期症状の早期発見が重症化を防ぐ一番のポイントだと位置づけられています。
本人が感じる初期症状【自覚症状】
まずは自分自身で気づけるサインです。
- 手足がつる
- 立ちくらみ・めまい
- 吐き気がする
- 汗のかき方がおかしい(止まらない/逆に出ない)
- 何となく体調が悪い
- すぐに疲れる
特に「何となく体調が悪い」「すぐに疲れる」って見落とされがちなんですけど、これも立派な初期症状らしんです!
法面の職人さんって責任感が強いから、「これくらい大丈夫」「迷惑かけたくない」って我慢しちゃう人が多いんです。
しかし熱中症に関しては我慢が命取りになります。
少しでも違和感があったら、隠さず周囲や現場管理者に申し出てほしいんです。

まわりが気づくサイン【他覚症状】
熱中症が怖いのは、症状が進むと自分では判断できなくなるところなんですよ。
だからこそ、お互いに見守り合うことが大事なんです。
- イライラしている
- フラフラしている
- 呼びかけに反応しない
- ボーッとしている
普段穏やかな人が急にイライラし出したり、受け答えがおかしくなったり。
「あれ?」と思ったら、すぐ声をかけてみてください。
「声掛け運動」を実践しよう
講義で強く推奨されていたのが「声掛け運動」です。
法面屋は特に、各自が法面に張り付いて作業してるから、意外と仲間の様子が見えにくいんですよ。
だからこそ休憩のタイミングで「大丈夫?」「水飲んだ?」と声をかけ合うことが、命を守ることにつながるんです。
特に新人さんやベテラン、無理しがちな人ほど、まわりからの一言が必要だったりしますね。
普段からのコミュニケーションが非常に大事になってきますね。

迷ったら「直ちに作業中止」
大事なポイントなんですが、熱中症かどうかは専門知識がないと正確に判断できないんです。
だから迷ったら即・作業中止。
これは鉄則ですね。
判断の流れはこの3ステップです。
- 「いつもと違う」サインに気づく
- すぐに周囲や現場管理者に申し出る
- 直ちに作業中止 → 涼しい場所へ・水分補給・必要なら救急要請
「もう少しだけ」「キリのいいところまで」が、取り返しのつかない事態を招く可能性です。
法面現場ならではの落とし穴
普通の平場現場と違って、法面工事には特有のリスクがあるんですよ。
- 斜面は照り返しが強く平地との差がでかい(そもそも太陽光の当たる角度が法面に対して直角に当たる時間帯があり熱量が高いと言う事実)
- フルハーネスで体が締め付けられている
- 斜面で倒れると転落の二次災害につながり、救助にも時間が掛かる。
- 救急車が現場まで入りづらいケースや、そもそも法面に入っていけない。(救助も法面屋の仕事に・・・)
だからこそ早めの判断・早めの休憩が必要だと思っています。
朝礼で熱中症の症状を共有したり、こまめに水分・塩分を取る習慣をつけたり、ちょっとした積み重ねが現場を守ってくれるんです。

毎年、建設現場では熱中症による死亡事故が発生しています。法面工事も例外じゃないんですよ。
「いつもと違う」を見逃さない現場を、みんなで作っていきたいですね。
そして、以前は熱中症になったら、エアコンの効いた部屋で大きな血管に保冷剤や氷を当ててって言っていましたが、
今回は全身に水を掛けろと言っていました。
私は昔から現場に水風呂を!って言っています。
それが来ていますね!!
今後水風呂が現場に出来る可能性はかなり高いです!
それではまた。



