鉄筋挿入工において頭部処理が崩壊する順番

皆さんこんにちは。

エンタです。

先日Xにおいて非常に興味深い良い写真を頂きました。

鉄筋挿入工 頭部処理

コレですね。

かなり前に施工された鉄筋挿入工の写真です。

 

恐らく施工された当初は綺麗に台座が作られて見た目はピタリ引っ付いていたと思うんです。

しかしある程度年数が経て来ると、確実に割れて分離します。

そしてそのうち震動等で無くなります。

 

その前兆に、まずナットが外れますw

いやいや、そんなアホな!!

って言われると思いますが、ナット外れるんです。

ナットが外れると台座のモルタルも取れやすくなるので、ナットをいかに取れない様にするか!?

順番は

ナット緩む→台座モルタルクラック→台座割れる→台座落下→ぶらぁーん

 

特に道路際などの震動が大きい場所は特に緩みやすく外れやすくなります。

その為、外れ防止をする必要ってあると思っています。

私が昔から言っている、耐候性のコーキングをナット部分に塗るんです。

コマナット加工

上記写真はちょっと特殊な例ですが、頭部は共に耐候性コーキングで巻いてあります。

 

ナット内側にも絡ませてコーキングする事で太陽光が届かないのでかなりの年数維持できるはずです。

ちょとした工夫ですが、創意工夫として使えると思います。

ナットを確実に緩まない様にするために。

 

「しっかり締めればいいじゃないか?」

って思われますよね?

 

このネジ目は粗目なので簡単に取れますw

鉄筋挿入工における鉄筋は出来る限り1本モノが理想!

こちらをご覧下さい。

 

確実に取れなく、緩まなくする方法は接着剤等で固定する!です。

 

それではまた。

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