逆巻施工のお金の話し

皆さんこんにちは。

エンタです。

コア抜き

忙しいですか?

うちはなんだか暇ですw

忙しいようでそこまで忙しいことも無く取りあえず動いているって感じですね。

まぁこの間に民間工事をどんどん進めては行っています。

以前から国交省が言っている平準化ってどこ行ったんでしょう・・・


閑話休題

逆巻工事の際の見積ってどの様にされていますか?

先日積算の話しになって、積算上は特に補正も掛けられないのでどうしようもないですよね?

逆巻施工 2段目完了

逆巻施工とは(その1)

逆巻施工とは(その2)

 

しかし、設計の段階で逆巻き施工としているにも関わらず積算は通常のままなんです。

なのでコンサル側で最初にそれを見越していないと我々施工業者に非常にシワ寄せが来ます。

場合に寄っては施工出来ないという事になるんです。

 

積算する段階で条件をしっかり設定して欲しいです。

何段で施工するのか?

1段あたりの施工量は?

積算は全体数量で行うのではなく、各段の数量で補正係数を必ず掛ける。

機械の設置撤去費を毎回計上する。

積算基準

数量にもよりますが、これで行けば最低でも通常積算(数量合算)よりも1.2倍位にはなると思います。

出来る事なら市場単価を使用せずに法面協会の積上げ積算を使用して欲しいです。

そうすればもう少し上がります。

現場としては1.5倍あっとしても合わない場合があります。

 

そんな時にホント困るんですが、元請への見積はそれなりになりますよね。

元請も役所に交渉しますが、役所もなかなか変更を認めてくれない場合は元請と施工業者が泣くことになるんです。

こうやってどんどん逆巻き施工を嫌がることに・・・

もう少し上手い方法があれば良いのですけどねー

 

それではまた。

  1. より:

    当初設計から鉄筋挿入工があり、逆巻き施工の可能性がある場合は、入札前に逆巻き施工を想定しているか、していない場合は、設計変更の対象となるか双方で確認しておくのはどうでしょう?質問回答は契約の一部になるので役所的には変更の際、動きやすくなるかもしれません。逆に言えば何も言わずに契約してしまった場合は、工事内容が分かっていて契約したんですよね?と言われても文句言えないかもですね。難しいところですが、元請さんにそう促してみると活路が見えるかもしれません。。。

    • エンタ エンタ より:

      設計当初の段階から設計図面に逆巻き施工と書いて有ればまだ救いもありますが、書いて有っても逆巻施工のお金は見てくれませんw
      コンサル側も気の利いた方なら機械設置の数量を増加していたりするのですが、そこまでやっている方はほぼいません。
      とにかく逆巻は役所もコンサルも理解していないので困りものです。

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