設計屋と施工屋

皆さんこんにちは。

エンタです。

またあそこの設計会社かよ~

間違いだらけなんだよなー

この設計酷くないか??

とか現場からよく聞きますw

施工会社は監督はそういった経験多々あると思います。

当然私もあります。

 

しかし、実はこれは当たり前なんです。

私も昔は結構ぶつくさ言ってコンサルにも文句言ったような記憶も・・・w

しかし、分業なわけです。

建設コンサルは全く何もないところに図面を引いて道を机上で作っていきます。

用地確認し、構造物範囲、幅、高さ、配筋、法面の切取、鉄筋挿入なのか、グラウンドアンカー工なのか?

ゼロからその地形を測量してそこに合う工法や施工を選定してくれます。

 

そして、我々はその道筋に沿って道路を設置したり、法枠、アンカーを設置するわけです。

その際に、現地と合わない部分で役所と協議して施工を行っていきます。

極端なはなし、建設コンサルが設計しないと我々施工屋は何も出来ないわけです。

 

現状法面があって、それを復旧するだけでも設計なければ一苦労です。

設計屋が全体の設計を行い、施工屋が現地に細かく合わせて施工する。

その際に現地との不一致があった場合は役所と協議して変更(調整)して現場を仕上げていきます。

エンタ 現場吹付法枠工

建設コンサルは施工のプロではないのでそんな施工の細かいところまでわかるはずもなく、逆にわかる必要すらないんだと思います。

ただし、あまりにも設計思想現地とそぐわない場合は当然ブツカル可能性もありますが、そこは大人なので一定のラインで線引きを。

 

我々施工屋は設計屋と共にあるんです。

どちらが欠けても仕事は出来ないんです。

 

私が行う設計変更も、元設計があるからすぐ出来ることであってなければ最初から作るとなるときっと嫌になりますw

建設コンサルと仲良く公共事業を行っていきましょう!

 

それではまた。

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