空調服が温風機になった日〜真夏の現場で起きた施工者の悲劇〜

皆さんこんにちは。
エンタです。

いや〜、今年の夏はヤバいですね。もう来年も変わらずでは??

気温は35℃超え、湿度もモワッと70%以上。

そんな時の救世主と言えば…そう、空調服。

空調服

「これさえあれば夏の現場も快適!」

そう信じて現場に立った私。(たまの応援)

しかし、その日は違いました。

午前11時を過ぎたあたりから…

背中のファンから吹き出す風が、なぜか熱い

いや、熱いどころか…ドライヤーの中にいるみたいです。。。

気温はすでに体温超え。

直射日光と法面の照り返しで、吸い込む空気がぬるま湯レベル

空調服は「冷却装置」から「温風機」へと進化(?)してしまったわけです。

空調服


なぜこうなったのか?

  • 外気温が体温を超えると、冷却効果はゼロどころか逆効果(ブログで何度も警告)

  • 日差しと照り返しで服の中の温度が急上昇

  • 現場でのWBGT指数表は意味がない


対策方法

  • 作業順序の工夫:午前中は日陰側から攻める(そう言う現場であればw)

  • 保冷剤ベスト併用:ファンの風を冷やしながら循環(今の所保冷剤が吉!ペルチェはイマイチ)

  • 使わない勇気:条件によっては空調服オフ+日傘休憩(バカな大手ゼネコンは必着にコダワル!!)

安全管理はシンプルに


空調服は確かに便利です。

でも「万能」じゃない。

真夏の現場では、状況次第でただの温風発生機になってしまうこともあります。

みなさん、空調服に頼りきらず、休憩・水分・作業計画の三本柱を忘れずに行きましょう!

ゼネコン社員はその中で1日中作業してみましょう。

特に安全管理者の方。(昔とは違う、今の現場を知るって大事です)

会社の基準があるのは分かります。

でもね、それで人を殺す可能性がある事を忘れない事です。

それを強要して、事故あった場合「そんな事言っていない」って言わないで下さいよ!?(最近そんな事有った)

では、今日も安全第一で行きましょう。

それではまた。

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