石油製品ピラミッドで理解:アスファルトもシンナーも軽油も全部戦争で上がる理由と土木への影響(その1)

皆さんこんにちは。

エンタです。

今週に入ってから、材料高騰の連絡が一気に来るようになりました。

正直、ここまで短期間にまとめて来るとは思ってなかったです。

で、一番ビックリしたのがコレ。

「機械の塗装に使うシンナーが、買えなくなりました」

買えなくなった。値上がりじゃないんですよ。

「モノ自体が来ない」「とりあえず出せない!」ッという事でした!(商社談)

ちなみに、レアメタル系も買えません!

よく溶接で使用するタングステンも買えないです。

タングステンは我々で言えばビットのチップです!

恐らく今後ビットの価格も爆上がりする可能性は非常に高いです!


ロシア・ウクライナだけじゃなかった。イランまで始まった

ホルムズ海峡

みなさん、ニュース見てますよね?

2026年2月28日、アメリカとイスラエルがイランへの大規模な軍事攻撃を開始しました。

 

この攻撃でイランの最高指導者・ハメネイ師が死亡。

イランは即座に報復に踏み切り、湾岸諸国の米軍基地・石油施設・民間インフラを攻撃。

そして、ホルムズ海峡が事実上封鎖される事態になっています。

 

ホルムズ海峡って、どんな場所か知ってますか??

日本が輸入する原油の約90%が通過する、エネルギー輸送の大動脈です。

私はニュースで知りましたw

ホルムズ海峡とタンカー航路

ここが「封鎖」されているらしいんですよ。

ロシア・ウクライナの話だけじゃなくなりました。

日本の命綱が、今まさに危機にさらされています。

日本政府は2026年3月24日の閣僚会議で、ナフサなど石油関連製品の安定供給確保のための対策を関係省庁に指したそうで・・・

 

国が動いてるんですよ。

イラン情勢 関連ニュース


石油から何が出来ているか、知ってますか?

石油精製プラント

「石油が高くなった」って聞いても、ガソリンくらいしかイメージできない人が多いと思います。

でも、石油から作られているものって、メチャク多いんですよ。

と言っても結構細かくは知らないですよね。

私もAIで見てなるほど~って思った位です。

 

↓↓↓↓↓↓ AI調べ ↓↓↓↓↓↓

 

原油は「蒸留塔」と呼ばれる巨大な塔の中で熱せられ、沸点の低いものが上部から、重いものが下部から順番に取り出されます。

これが「分留(ぶんりゅう)」です。

■ 石油製品ピラミッド(蒸留塔の上から下へ)

↑【最上部・最軽質】
◆ 石油ガス(LPG:プロパン・ブタン) 沸点 −42〜−1℃
→ 家庭用ガス・工業用燃料・溶断作業ガス

◆ ナフサ(粗製ガソリン) 沸点 30〜200℃
→ 石油化学製品すべての大元原料
※ここから驚くほど多くの製品が生まれる(後述)

◆ ガソリン 沸点 40〜200℃
→ 自動車燃料

◆ 灯油・ジェット燃料 沸点 150〜280℃
→ 暖房・航空機燃料

◆ 軽油 沸点 250〜380℃
→ ディーゼルエンジン燃料(建設機械・大型トラック・重機)

◆ 重油 沸点 300℃以上
→ 船舶燃料・大型発電所燃料

◆ アスファルト 沸点500℃超(蒸留残渣)
→ 道路舗装材
↓【最下部・最重質・残渣】

アスファルトは全部取り出したあとに残ったカスです。

それが道路の材料になっているわけです。

石油精製プロセス図解


そのアスファルトが

4月→2500円/tのUP 5月→5000円/tのUP

こうなってくると道路はボッコボコになる可能性高くなります!!

なぜなら、モノが来ないので、材料が倍々で上がって行きます・・・

 

次回に続きます!

 

それではまた。

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