皆さんこんにちは。
エンタです。
法面工事で “抜け道” “手抜き” ”施工不良” 探してみた結果(その1)
先日に引き続きです。
ラス張りでは意外と手を抜けませんでした。
それは、続きまして法枠組立と行ってみましょう。
まず下鉄筋を縦に組みますが、その前に大事な事は、全面にPPロープを張る事!!!
ようは墨だしですね。
どんな小さな簡単な法枠であろうと墨出しが大事です!!
この部分は1つ手抜き事項ですね。
法枠の右鉄筋か左鉄筋の位置を決めて縦横必ず墨を出す。
全面の鉄筋の位置を確実に出しましょう。
なぜこれほど墨出しが大事かと言うと、ベテランでも読み切れない部分が出てきます。
部分的にピッチが広すぎるとか絶対に出てきます。(設計規格から外れる)
そして、全員が全員全てを分かっている熟練の班でもミスをします。
一人でも初心者や法枠数年くらいのが人がいるのであれば墨だししましょう。
糸に合わせて鉄筋を設置していけば良いだけなので説明もしやすいですよね。
墨出しすることでその後に大きなミスはかなり減ります。
そして墨出しすることで後施工が見えやすくなったり、監督が図面を書くことが容易になります。
墨出しをしないと言う手抜きは絶対にしない様にしましょう。
我々は必ずミスをします!
いつでも予防出来る体勢を取っていきましょう。
その為に手抜きをしない!!
それではまた。