法枠吹付のボイドでの箱抜きでボイドを抜いたら中はスッカスカ!

皆さんこんにちは。

エンタです。

先日から鉄筋挿入工の現場で施工しているんですが、箱抜きって分かりますか?

VP 箱抜き

鉄筋挿入工やグラウンドアンカー工を行う際に、あらかじめ削孔しやすいように孔を開けておく事です。

現場によって様々ですが、上記写真の様にVP管使ったりVU管使ったりしてますよね。

 

一番多いのは安価なボイド管です。

VP管だけは止めて欲しいですねw

今回の現場はボイド管でした。

いつも通り、ボイドを取って施工し始めます。

 

普通に施工して鉄筋を入れて完了します。

箱抜き

今までも結構気になってはいたのですが、分かりますか?

ボイドを除去したあと。

ボイド周りがスッカスカ。

この現場は法枠なのですが、ボイド周辺の空隙凄くないですか??

ノズルマンによってはボイド周辺を固めてから他を吹付る人もいます。

それだと空隙も多少は少ないのでしょうが、全部が全部その様になるわけも無いわけで

かなりの頻度でボイドを除去した後は空隙が広がっています。

 

ボイドは腐るので完全に除去します。

ボイドの場合簡単に除去出来るので問題ありません。

そして、このあとにセメントミルクを注入するのでまず問題ありません。

しっかり充填されます!

 

しかし、逆にVP管、VU管だった場合一番応力が掛かる部分の裏がこんな空隙だった場合困りますよね。

私的にVU管は割れるのでアリだと思っていましたが、

最近は最終的にボイドの方が品質高いのかな~って思ってきました。

 

中身がしっかり分かって確認出来るって大事だなーって

 

現場の不可視を可視化する事って大事ですね。

何か作れそうな気がしますw

 

それではまた。

P.S 本日からネパール人技能実習生が3人エンタに、2人イズミに入社します。(イズミ1人辞退)

だんだん所帯が大きくなって来て大変になって来ました。

いろいろと施工教育にもチカラを入れて行きたいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です