植生基材における吹付厚は何を基準に決める方がよいのか?

皆さんこんにちは。

エンタです。

土壌硬度

植生工における土壌硬度って計った事があると思いますが、それによって吹付厚を検討します。

 

先日ご質問を頂いたのですが、土壌硬度によって1現場の吹付厚を変えるおかしくない!?

って事で、役所が硬度によって変えるとそう言っているそうです。

 

例えば、

設計が5㎝で測定した箇所がそれ以上の厚みが測定された

法面右は設計の5㎝

法面中央は7㎝

法面左は10㎝

になった場合、

土壌硬度吹付目安

何が変わるかと言うと、積算ですね。

数量によって係数が変わるのでそこまで変更してくれるならまだ考えなくもないでしょうけど。

 

と言っても現実的ではありませんよね。

まぁ仮に現実であったとするなら、2段山で間に小段を挟むとして、1段目は3㎝で2段目は5㎝

とかなら有りそうですがw

それでも数量によって積算係数変わりますね。

 

基本的な植生吹付厚は、悪い所を基準に設定します。

生えにくいところが基本であれば、それ以外は繁茂すると言う単純な話しですねw

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「立地条件の中で水分と養分の供給に密接に関係する地山の状態、

降水量及び勾配からの吹付厚さの基準を次のように設定する。

但し、3つの条件により吹付厚さの数値が異なる場合には、

より厳しい方の条件に従って決定する。」

有機質系厚層基材吹付工技術資料 日本法面緑化技術協会 P14

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書籍にはこの様に書かれています。

 

それではまた。

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