新卒の3人に1人が辞める時代、中小企業の採用はこれからが勝負(その1)

皆さんこんにちは。エンタです。

今日はちょっと現場と関係ない話ですが、ウチら中小建設業の生き死にに関わる話

採用です。

毎年この月に人が辞めていく

4月に新卒・中途が入社して、「よし今年もいいメンバーが揃った!」と思った矢先、
ドンドン辞めていく時期があるんです。

統計で言うと、求職者(転職希望者)の新規申込数が年間で最も増えるのが4月

そして転職活動が本格化して辞める人が集中するのが6月〜7月9月〜10月なんです。

 

なんで6〜7月かって?
夏のボーナス払ったら辞める人が出るから。コレが現実です。

「この会社じゃなかった」「この上司は無理」「思ってたのと違う」

4月に入った新入社員が3ヶ月のキリのいいタイミング(6月末)で辞める。
半年目(9月末)でまた辞める。

コレが毎年繰り返されているんですよ。

コレが転職市場の現実です。

新入社員の退職

そもそも新卒ってどれだけ辞めてるの?

厚生労働省の「新規学卒者の離職状況(令和4年3月卒)」を見ると、

就職後3年以内の離職率はこうなってます。

  • 大学卒:33.8%
  • 高校卒:37.9%

つまり3人に1人が3年以内に辞めてるってことです。

コレ、知ってましたか?

離職率

建設業で言えば、このさらに上を行く可能性がある。

なぜなら建設業は肉体的にきつい・きたない・きけんのイメージが強いから。(強すぎるから!)

採用して終わりじゃないんです。

採用した人に「この会社に居続けたい」と思わせないといけない。

でもそれって採用する前からすでに始まっている話でもあるんですよねー。。。

 

ちなみにですが、新卒の1年以内離職率(職業全体)

令和4年3月卒業者の1年以内離職率は以下の通りです。(厚生労働省のデータ)

学歴 1年以内離職率
大卒 12.1%
短大等卒 19.3%
高卒 17.9%
中卒 32.9%

求職者がどこを見るのか知ってますか?

ここ、超重要w

求職者が実際に使う媒体のランキングを整理するとこうなります。
(厚生労働省「雇用動向調査」・民間調査会社複数データ)

  1. 求人サイト(Indeed・doda・マイナビなど)
    利用率No.1。求人件数の多さと検索性で圧倒的です。「求人件数が多い」が理由の51.2%。
  2. 人材紹介(転職エージェント)
    条件交渉・非公開求人に強い。中堅層・即戦力層向け。
  3. 企業HP・採用サイト
    応募判断に強い影響あり。約7割が閲覧するという調査結果もある。
  4. ハローワーク
    入職経路としての決定率は15.1%(2023年)まで低下。ただし利用率は依然73.4%と高い。
    つまり「見る人は多いが、最終決定には弱い」状態です。
  5. 求人情報誌・チラシ(紙媒体)
    手軽さで60.3%が利用。ただし若年層での利用は急激に減っています。
  6. SNS・口コミ・知人
    最終確認フェーズで重要になってきています。

コレを見ると、人の動きには一定の流れがあることがわかります。

求人情報

求人情報誌→SNS→ブログ→HP

この流れ、感覚的にわかりませんか?

まず求人情報誌やサイトで「仕事探してみようかな」となる。
次にSNSで「この会社ってどんな雰囲気?」と確認する。
そしてブログで「社長・社員はどんな考え方の人なの?」「会社の雰囲気は?」を深掘りする。
最後にHPで「会社の実績・規模・信頼性」を確認して、応募するかを決める。

コレ、一連の購買行動とまったく同じなんですよ。

  • SNS = チラシ配り(拡散・認知)
  • ブログ = 会社の社風・思い・社長の考え方や社員の考え方
  • HP = 会社そのもの

この流れに沿って情報を整備している会社と、
求人サイトだけ出してそれ以外何もしていない会社。

どちらに応募したいと思うか、は言うまでもないですよねw

 

ではこの流れに乗るために、中小建設業の私たちは何をやるべきなのか?

次回、建設業に当てはめたときの現実的な採用戦略について書きます。

 

それではまた。

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