皆さんこんにちは。
エンタです。

何かを学ぶ事において、学習の4段階モデルって知っていますか?
コレを知る事によって自分の位置がどの位置なのか、この後どの様にすれば良いのか?
って事が分かると思います。
そして、「無意識無能」「意識的無能」「意識的有能」「無意識有能」を通過すると言われています。
学習の4段階モデル
自分が今どの段階にいるかを知ることで、「なぜ上手くいかないのか」という不安を解消し、
効率的に学習(仕事)を進めることができます。
特に初めての工事(工種)の時はメチャクソ不安になると思います。
それを解消して、しっかり施工管理出来る為にも考えて見ましょう。

① 無意識無能
「できていない」ことに、本人が気づいていない段階
法面現場でよくある状態
- 吹付厚が足りていないのに「大体OKでしょ」
- ラス張りのアンカー打設本数の不足、ラス重ねの不足が規格外でも違和感がない。
- 削孔角度がズレているのに自覚がない。
- 安全帯の掛け替えが雑でも「いつもこうだから」
危険ポイント
- 本人は真面目にやっているつもり
- 事故・施工不良の「芽」がここで生まれる
- 一番事故率・手戻り率が高い
指導する時は
- ❌「ダメだろ!」と頭ごなしに叱るのはダメ!
- ⭕ 写真・図・数値で見せる 全て書籍、今までの施工、実施工で見せる教える
- 本人の間違った施工と、正しい施工の比較写真
- 角度・長さなどを数値で見せる。
👉 “気づかせる”と言う事が非常に大事!

② 意識的無能
できていないことに、自分で気づいている段階
現場での状態
- 「出来形を測るの怖い…」
- 「削孔角度、削孔長をしっかり指示したか自信ない」
- 「言われた通りやってるけど遅い」
- 先輩の作業を見て「全然違う…」と感じる
- 焦る
- 自信がなくなる
- ミスを隠したくなる
指導する時は
❌「何回言わせるんだ」頭ごなしはタダのパワハラ
⭕「今はできなくて当たり前」(何回もやれば出来る様になる)
具体策:
- 作業を細かく分解
- 構え → 確認 → 実行 → チェック
- 1日1テーマを掲げるとミスしにくい
- 「今日は削孔角度と削孔長だけはしっかり確認とか」
👉 “できない”を責めない(最初は皆出来なかったんだから!)

③ 意識的有能
意識すれば、規定通りできる段階
法面現場での状態
- チェックしながらなら施工できる
- 出来形不足を自分で測って職人に指示調整できる
- 削孔角度、削孔長を都度確認しながら施工
- 安全帯の掛け替えを意識して実施
まだ不安定な点
- 急がされるとミス(突然の何かに翻弄される)
- 条件が変わると崩れやすい
- 同時作業が増えると注意力が落ちる
指導する時は
- スピードを求めない
- 手順を「型」として固定
- なぜその基準なのかを説明
- なぜその角度必要?
- なぜこの位置が重要なのか?
👉 反復によって“再現性”を高める段階

④ 無意識有能
考えなくても、体が勝手に動く段階(職人)
- 法面屋の施工管理、職人としての到達点
- 出来形不足や怪しい箇所が感覚で分かる
- 削孔角度の間違いや正確性が一発でわかる
- ラス張りの仕上がりが美しい
- 危険箇所や、現場の急所に無意識で目が行く
落とし穴(ベテランあるある)
- 「見りゃ分かるだろ」
- 「感覚で覚えろ」
- 教え方が雑になる
今後の会社として重要なこと
- この人の技術を“見える化”する
- チェックリスト化
- 動画・写真
- 数値基準の言語化
👉 暗黙知を形式知へ(コレの文書化、明言化が無いと感覚に)
自分自身がどの位置にいるか?
教えている部下や後輩がどの位置にいるか?
をしっかり把握することで施工、施工管理の精度をあげる事が出来ます。
コレって意外と自己評価でもいいと思うんです。
下記の表を作ってみたので自分自身がどこにいるのか?
を考えて見ましょう。

指導者は⑤の位置になりますw(書いてないけど)
法面屋の成長は
① → ② → ③ → ④必ずこの順番で進むそうです!
✔ ②で悩むのは正常
✔ ③まで行けば現場は安定
✔ ④は「技術+判断+経験」の集大成
項目は考え方によってイロイロありますが、工夫して作ってみるとイイかもしれません。
それではまた。



