マークがあればアースは要らない!感電事故を防ぐための対策!

皆さんこんにちは。

エンタです。

会議

先日ある元請に呼ばれて、次の現場のお話しを頂きました。

ほんとありがたいです。

こうやって少しずつ皆さんのお役に立てればと本当に思います。

元請の利益の為にも(自社も)頑張ります!!


閑話休題

皆さんこのマーク知っていますか?

マキタ ハンマードリル

最近購入したマキタのハンマードリルです。

このハンマードリルの規格表示にコレが書いて有ります。

2重絶縁マーク

このマークです。

知ってますか?

マキタ ハンマードリル 2重絶縁

このマーク。

 

私も実は最近知ったんですが、

2重絶縁構造のマークです。

 

このマークが無い電気工具は基礎絶縁のみで、ワニ口クリップや3Pコンセントになっていますよね。

ワニ口クリップ アース

こう言った場合は必ずアースを設置する必要があります。

しかし、2重絶縁構造の電動機器はアースの必要がないんです!!!!

 

二重絶縁とは、通常の「基礎絶縁」に対して基礎絶縁が故障した場合の保護になる「補助絶縁」を追加した製品の構造的な総称らしいです。

二重絶縁
(ニジュウゼツエン)

二重絶縁とは、感電に対して基本保護を行う「基礎絶縁」に対し、基礎絶縁が故障した場合の保護を行う「補助絶縁」を更に施したもののことです。

基礎絶縁が何かしらの原因で故障しても、補助絶縁によって危険電圧が表面に現れない機構となっているため、高い安全性を保つことができるとされています。

二重絶縁構造の製品は「二重の四角形マーク」の記号表示によって確認できます。
仮設照明、電動ドライバーやサンダーなど、工事現場で使用する電気機器に採用例が多い。

定格電圧150V以上の電気機器など「接地(アース)を施すことが可能な機構としなければならない」と定められた電気機器において、二重絶縁構造とした電気機器であれば、接地を施す必要がないと規定されているので覚えておくこと。

工事現場で使用する電動工具など、水、塵埃などで汚染されやすい環境で使用する電気機器は、二重絶縁構造とすることで安全性を高めている製品が多くある。

対して、二重絶縁構造ではない電気機器を使用する場合、接地線の接続が法的に必要となる。

https://koujishi.com/glossary/
電気工事士.com

仮に安全パトロールでアースを指摘されたら、2重絶縁構造の電気工具を使用しているので、アースは必要有りません!

っと教えてもいいのですが、言い方によっては面倒な事になるので素直に聞いておきましょうwww

2重絶縁マーク

このマークですよ!

絶対覚えておいて下さい。

このタイプはアースが必要ない!!

 

と言っても、大手の社内ルールではアース絶対と言う話しになったら絶対でしょうねーw

「そうだとしてもうちはアース必須」って言われそうw

 

まぁ安全に安全を考えるとアースもいいですが、漏電遮断機を間に入れる方が重要です。

 

漏電遮断機

例えば、発電機から1本物のキャプタイヤ(電気延長コード)を伸ばして電気工具に接続するよりも、

上記の漏電遮断機付きコードリールを間に挟みます。

そうすれば何かあったらするそこで電気が遮断されます。

 

発電機側も落ちるでしょうが、その途中でも落ちる仕組みを作っておくんです。

そうすれば確実に安全ですし、かつ2重絶縁構造の電動工具を使用すればほぼ完全に感電対策になりますよね。

 

頭の片隅に入れておいて下さい^^

我々土木屋は電気の構造、機構に疎いですからしっかり覚えて欲しいです。

 

それではまた。

 

ハタヤ (HATAYA) コードリール 屋外用 (防雨型) 100V型 コード30m 太さ2.0㎟ 漏電遮断器 接地付

買うのであれば、30mモノがオススメです。

コードリールは全部出しての使用が基本です。

50mだとシンドイので30mが妥当ですねw

そして、太い方がイイですよ^^

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