皆さんこんにちは。
エンタです。
皆さんこんにちは。
エンタです。
最近、ビジネス系の本とか読んでいるとよく出てくるワードに「コンフォートゾーン」ってあるんですw
「安心・安全な領域から出ろ!」ってやつ。
コンフォートゾーンってそもそも何ぞや?

ざっくり言うと、こういうことです。
「コンフォートゾーン」=今まで通りのやり方で、不安もなく、いつも通りに動ける領域。
人間はそこに居ると安心します。
でも、成長はそこにはない。
コンフォートゾーンの外に出て、ちょっとシンドイ思いをしながら行動した先にしか、新しいスキルも、売上も、可能性もないんですよ。
これ、精神論じゃなくて心理学でもちゃんと実証されてる話です。
(適度なストレスが最高のパフォーマンスを引き出すという法則)
で、私がなぜこの話を今するのかと言うと。
今の建設現場・法面現場の状況が、コンフォートゾーンにいられなくなるレベルで変わり始めてるから。
現場が変わり始めてる。これ、マジの話

今、うちの現場でも軽油を携行缶で自社で運ぶことが増えています。
ローリー車が来ないんです。
え、なんで?って話ですよね。
コレ、先日書いた戦争の記事が影響しています。
ホルムズ海峡の事実上の封鎖で、日本の原油輸入の約90%が通る大動脈が止まりかけている状況です。
石油が来なければ、精製できない。
精製できなければ、軽油も来ない。
当たり前の話ですが、それが今現実として現場レベルまで降りてきています。
「携行缶で自社で運ぶ」というのは、まだ動けてる証拠なんですよ。
でも、コレがいつまで続くか、誰にも分かりません。
もう我々がコントロール出来る領域をはるかに越えています・・・・
シンナーが「買えない」。値上がりじゃなくて、来ない

これが一番ビックリしました。
先週段階でシンナーが出荷制限、もしくは出荷停止になっています。
値上がりじゃないんですよ。「物が来ない」んです。
シンナーはナフサ(前回の記事)から作られています。
そのナフサが来ないということは、シンナーだけの問題じゃない。
塗料も同様です。(ピンクが塗れない)

現場で使う防錆塗料、エポキシ塗料、アンカー頭部の塗装材……全部影響を受けます。
「ちょっとした材料」として流していた話が、今後は「入手できない話」に変わっていきます。
こうなると、橋梁の再塗装とかどうなる??って話しですよねー
グリース・油圧オイル、6月前後から一気に上がる

機械メーカーや油脂商社から情報が入っています。
グリースや油圧オイルは、現状の在庫がなくなり次第、価格が一気に上がる見込みです。(商社)
目安として6月前後がひとつの節目。
(※各商社・流通業者の情報に基づく。確定値ではなく現時点での見込みです)
我々が使う機械、削孔機、吹付機、油圧クレーン、ショベル系……
全部、グリースと油圧オイルが必要です。
これで機械メンテナンス費が一気に上がるということです。
月々の機械経費、見積に反映できてますか?
今まで「消耗品費」として薄く計上してたやつが、普通に2〜3割増しになる可能性があります。
風の噂では2倍3倍って話しもあります。
現場持ちで吸収してたら、そのうち手元に何も残らないですね・・・・
鉄筋・鋼材も上がる。現場泥棒も増える

軽油が上がれば輸送コストが上がる。
輸送コストが上がれば鉄筋・型枠・鋼材すべての材料が上がります。
実際、スクラップ鉄価格はすでに上昇が始まっています。
スクラップが上がれば鉄筋の製造コストが上がる。
D13、D16、D19……確実に法面で使用する鉄筋が、今後どんどん高くなります。
そして、もうひとつ絶対に気をつけてほしいのが現場泥棒の増加です。
過去のリーマンショック後(2008〜2009年)でも建設資材の窃盗事件が急増しました。
今回も同じ流れになると見ておいた方がいいです。
鉄筋・電線・銅製品・工具類は特に狙われます。
資材ヤードの施錠、防犯カメラ、夜間照明の確認を今すぐやっておいてください!
同じ現場で働く仲間が泥棒だったという私の経験からも加味してwww(シャブ中でシャブ買うための泥棒)
見積は過去のもの。今の状況で施工できるのか?
これ、我々として一番シビアな話です。
数ヶ月前に見積した金額。
今の材料価格と照らし合わせると、差が出ています。
公共工事なら変更契約の余地がある!?
国土交通省の「スライド条項(インフレスライド)」という制度があります。
工期中に資材・労務単価が一定以上変動した場合、請負金額の変更を請求できる制度です。
ただし、発注者との協議・書類の提出が必要です。
現場代理人にとっては常識的な話しなのでしっかりお金はもらって下さい!
民間工事は?
変更できない場合、工事を続けるほど赤字になる可能性が普通にあります。
受注時の単価で縛られたまま、材料が1.3倍・1.5倍になったら、ゾッとします。
インフレ方向に向かっている今、「前の単価で仕事を取り続ける」選択が一番危ないかもしれないです。
シンドイ時こそ、コンフォートゾーンから出ろ

正直に言います。
今後の状況はかなりしんどいです。
燃料が来ない。材料が高い。単価は追いつかない。人手は足りない。
全方向から締め付けられてる感じがします。(ドMにはタマラナイ!?)
でも、コンフォートゾーンの話に戻ると。
こういう状況の時こそ、「今まで通り」でいることが一番リスクが高いんですよ。
これがコンフォートゾーンの罠です。
シンドイから、余計に「今まで通りで行こう」ってなる。
でも今まで通りじゃ、じわじわ詰んでいくんです。
衰退して行っているんです!

新しいことに挑戦するのは、余裕がある時じゃなくていい。
というか、余裕があるうちはみんな動かないんですよ。
しんどい時に「コレはもう変えなアカン」と気づいて動いた人が、3年後に全然違う場所に立ってる。
見積の単価の見直し、外注先の組み替え、機械の保有とリース・レンタルの比較、新しい工法の習得、資格取得。
何でもいい。今まで手をつけてなかった何かに、今動き始める。
ようは、守りに入ったら負けるという事です!!
こんな時だからこそ、挑戦していきましょう!!
全国の現場で同じことを考えている皆さんと、一緒に考えていきたいなと思っています。
なにかしらイベントをって思いますが、いかがですか?w
それではまた。



